よくある質問?!特集教育システムキャンパスライフインフォメーション学部紹介法学部法学部では法律以外にどのようなことを学びますか?実定法に加え、基礎法(法の思想・歴史・比較)や政治学を学びます。国際公共政策学科では経済学も学べます。QA■Topics 法学部では、2020年度から法曹コースの設置を予定しています。法曹コースは、将来弁護士などの法曹になりたい学生向けの、法学部と法科大学院との一貫教育による新たな制度です。法曹コースでは、法学部を3年で卒業して法科大学院に進学することも可能です。その他にも法学部では、法曹志望者のための授業を提供しています。ロイヤリングは、本学出身の法曹による授業です。現実の紛争が法律によってどのように解決されるのかを学ぶことができるとともに、将来なりたい法律家像をイメージできる貴重な機会となっています。 多くの法学部生にとって、海外で学ぶ最初の機会となるのが夏期・冬期に行われる短期研修です。現在オーストラリアの大学の協力を得て、現地での夏期短期研修を実施しています。英語とともにオーストラリア法の学習も組み込んでいるのが特徴で、参加者には奨学金が付与される場合があります。より本格的に学びたい学生には交換留学(半年~1年)を奨励しています。世界中に協定校(授業料免除)があり、渡航の際には阪大法学会の海外留学資金助成等が受けられる場合があります。 国際公共政策学科では、国際社会が直面する公共的な政策課題を学び分析する能力を養うとともに、政策実施の場面で必要となる「英語」にも重点を置いています。例えば、選択必修科目の「Project Seminar in English」では、法学・政治学・経済学の専門知識に基づく学習や学習成果の発表、ディスカッションを英語で行います。また、国際公共政策学科では、積極的に留学をすすめており、留学をすることが単位取得を妨げないようさまざまな配慮がされています。法曹キャリア支援法曹コースの設置とロイヤリング海外研修・留学法学部の短期海外研修と留学支援国際的な人材養成公共政策課題を英語で学習・討論する授業法曹実務家が講義を行うロイヤリング昨年度はクイーンズランド工科大学で実施しました。英語で発表する学生(Project Seminar in English)在学生からのメッセージ 本学部では、社会の複雑な問題を筋道立てて解決していくための手段である法を中心に学びます。法学科が基本的な法学・政治学の学習により大きな比重を置いているのに対し、国際公共政策学科では経済学や国際関係論も含む多様な科目群の中から、自由に幅広く学べます。しかし共通科目も多く、また両学科とも少人数の演習をとりわけ重視しています。 法学部では、その名前を冠する法学のみならず、政治学や経済学など多種多様な学問を先進的な知見を有する先生方から学ぶことができます。また、学生が主体となって行うゼミや、留学制度や学習支援制度なども充実しており、志の高い仲間とともに安心して成長できる環境が整っています。この大阪大学で忙しいながらも達成感の必ずある大学生活を過ごしてはいかがでしょうか。少人数を重視する、特色ある2学科中山 竜一法学部長専門分野: 法理学全力で学問を楽しめる充実した環境黒木 健勝関西大倉高校 出身国際公共政策学科4年生教授からのメッセージ25
元のページ ../index.html#27