■Topics■Topics世界的な学者の招聘および外国人教員の採用、国際研究集会の開催、外国大学との交流、留学生の受け入れ・派遣、外国語による授業など、“世界に開かれた大学”を実践しています。※1 「グローバルCOEプログラム」の前身。※2 江戸時代から今日に至るまでの関西企業家 に関する諸情報を集積。コンピュータ可読型 のデータベースや映像化を行った研究。 今世紀初頭以来、インターネット等による膨大なデータの流通および蓄積の増大等に伴ってAIの研究開発が加速度的に進み、AIを利活用できる領域が飛躍的に拡がりつつあります。社会においては、AIシステムが情報通信ネットワークに接続され、他のシステムと連携させて利活用される「AIネットワーク化」が急速に進展しつつあります。 AIネットワーク化の進展は、人間およびその社会に広く恵沢をもたらす一方で、さまざまなリスクをもたらします。このため、AIネットワーク時代に向け、人間の在り方、社会の仕組み、そして法システムについて変容が迫られています。 本研究科は、2018年11月に、高等司法研究科とともに、両研究科の各分野の教員のほか、本学の総長及び副学長、学外の法学及び他分野の研究者並びに実務家の参画を得て、シンポジウム「AIネットワーク時代に向けた法・政策の在り方」を開催し、学術と実務の両面から多角的かつ先端的な議論を展開しました。今後も、AIをめぐる諸問題についての情報共有・議論の場として、シンポジウムを開催していく予定です。AIネットワーク時代に向けた法・政策の在り方本研究科では社会の状況・ニーズおよび国際的視点をつねに踏まえ、実務的かつ独創的な研究を行っています。法学・政治学の研究において国内最高レベルの水準を誇り、産業界・法曹界・地域と連携し、私たちの社会に実質的に役立つ知的ストックの還元を目標としています。法学・政治学研究をリードする 本研究科は、本学の社会経済研究所と共同して経済学の分野において世界水準の研究・教育を行なってきました。2003~2007年度、「21世紀COEプログラム※1」に採択され、アンケート調査や経済実験といった新しい手法を用いた行動経済学の拠点を形成。さらに2008~2012年度の「グローバルCOEプログラム」ではこの成果をより発展させ、国際共同研究を実施。自然科学系の研究者と「神経経済学」といった学融合的研究を進め、着実に成果を上げてきました。このような実績を踏まえ、さらにその実力を発揮すべく、行動経済学、神経経済学を含めた様々な分野の学融合研究を推進し、人間行動研究のフロンティアを目指しています。 経営学の分野では現代マネジメント・サイエンスを時代に先駆けて導入し、一貫して高度に分析的・数理的・統計的な研究手法の開拓を推進。教育面では金融保険関係の人材養成、さらに経営研究コースとビジネスコースを開設して社会の期待に応えています。歴史研究領域では、ドグマにとらわれず、根本資料の発掘とその科学的分析を重視する実証史学の見地に立脚。幾多の斬新な研究業績を上げて「大阪学派」を主導しています。「関西企業家ライブラリーの構築※2」はそうした成果の一環です。学融合研究の推進による人間行動研究のフロンティアへ1953年の創設以来、本研究科は一貫して「近代経済学」を研究の中心に据え、輝かしい実績を重ねてきました。充実した教育体制と環境により、院生は効率的に学界の最前線へと到達できます。また研究者育成だけでなく、高度な経済知識・分析力を活かし、企業社会で活躍できる知的スペシャリストの養成にも力を注いでいます。経済課題に立ち向かえる、真のプロを育てる特集大学院研究科紹介教育システムキャンパスライフインフォメーション経済学研究科法学研究科文学研究科/人間科学研究科/法学研究科/経済学研究科パネルディスカッション「AIネットワーク化をめぐる法と倫理」大学院大学院法学・政治学経済学/経営学系43
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