大阪大学 GUIDEBOOK 2021
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※高校生が大阪大学で世界最先端の研究に触れるプログラム。 https://www.seeds.osaka-u.ac.jp総合型・学校推薦型選抜(旧AO・推薦入試)を受けたきっかけは? 総合型・学校推薦型選抜(旧AO・推薦入試)を 私たちが選んだ理由DESTINATIONOsakaUniv.Ticket to enter Osaka University受験生の皆さんが受験の選択肢のひとつとして注目する総合型・学校推薦型選抜。多面的・総合的な評価によって入学した3人に、受験理由やキャンパスライフについて語ってもらいました!※本文中は、3人が実際に受験した「AO・推薦入試」の記載になっています。小野田:どうしても大阪大学に行きたかったので、チャンスを増やすためにも! というのがひとつと、もうひとつは大学で勉強したいことがある程度決まっていたので、それを面接で伝えることができるかなと思って受けることにしました。足立:勉強したいことって?小野田:脳科学です。身近に発達障がいをもつ友人がいたことと、たまたま動画サイトで発達障がいや視覚障がいの人の感覚を再現した動画を見て興味を持ち始めたんです。脳科学を勉強するなら大阪大学の基礎工学部だと思ったのは、脳科学といっても、視覚からのアプローチで研究しているところもあれば、心からのアプローチで研究しているところもある。まだ具体的にどの分野に進みたいというのが決まっていなかったので、基礎工学部システム科学科の生物工学コースに入れば、研究室配属までの3年間でやりたいことを見つけて、研究室を決めることができるかなと思って。兒玉:僕の場合は、高校の野球部のひとつ上の先輩が薬学部に推薦入試で入学して、その先輩からよく話を聞いていたのがきっかけ。高校3年生の夏に大阪大学のオープンキャンパスに来たんだけど、そのときにもAO入試のことを聞いて受けることにしました。準備することが多くて大変だったけど、勉強に時間を割くか、AO入試の準備に時間を割くかを考えても、自分が受かるチャンスを増やすためなら、と思えた。外国語学部を選んだのは、スペイン語の通訳になろうと思ったから。日本のプロ野球界は、中南米のスペイン語圏の選手が多いので、その通訳になりたいと思っているんです。足立さんは?足立:高校がSSH(スーパー・サイエンス・ハイスクール)に指定されていたこともあって、高校の先生に大阪大学のSEEDSプログラム※を勧められたんです。1年間だけだったけど、月に1回、多いときで2~3回、豊岡から大阪大学へ通っていました。そのSEEDSでの活動がすごく楽しくて、大阪大学に憧れをもったのが受験のきっかけのひとつ。それと、SSHの活動で高校2年生の秋に大阪大学で1泊2日の実験をさせてもらったんだけど、そのときに教授から聞いた毒と薬の表裏一体性のお話がすごく興味深くて、大阪大学で研究したいと思ったからです。一般選抜を目標に勉強を頑張っていたけど、AO入試で提出する書類の中に自分の研究を書く欄があって、「もしかしたらSSHで取り組んだ研究を大学の先生の前で64

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