PROFILE他にも良かった点はありますか？ 病院の見学や、外部で研究や治験に携わっている方の話を聞く機会があります。基礎研究から始まって、薬が患者さんに届くまでいろいろな人が携わっていると知ることができて、自分がどの分野に行きたいのか見つめ直すきっかけになりました。研究部門だけでなく、他の分野で携わる形もありなのかなと思っています。高校でテニスをしていて、大学でもテニス部に入ったのですね。 高校では週7日練習し、とても頑張って充実していました。最初、大学で続けるつもりはなかったんですけど、入学説明会の帰りにテニスコートですごく楽しそうに活動しているのを見て、テニスがしたくなりました。入部したのは薬学部の硬式テニス部なので、忙しい事情は部員全員が同じなんです。助け合っていますし、先輩から授業や研究室についても聞けます。好きなときにテニスができて、気晴らしにもなります。3年生で副部長を務めて、いまは引退しています。部活を一生懸命やった経験はどのように活きていますか？ 高校の部活はすごく忙しかったので、時間の管理能力が備わったと思います。コツコツ継続する力もついたと思いますね。大学でも人とのつながりができて、すごく楽しく過ごせました。価値観が違う人たちが集まるなか、合宿などのイベントを自分たちで企画したことは自信にもなり、成長できたと思います。高校生へのメッセージをお願いします。 志望校を大阪大学にすると高校3年生の夏に決めてから、点数がすごく伸びました。すぐに勉強の結果が出なくても諦めず、自分を信じることが大切だと思います。私の場合はテニス部でしたが、勉強以外のことにも打ち込んだほうが、継続してやり遂げた経験が自信になり、いい思い出にもなります。 大阪大学は大きな総合大学で、いろいろな人が集まっています。全国各地の人と出会ったことがきっかけで、いろいろな地域に旅に行くようになりました。視野が広がったと思います。特集教育システム阪大生INTERVIEWキャンパスライフインフォメーション9髙山 結衣 （たかやま ゆい）薬学部薬学科4年生 富山県立高岡高校 出身●印象に残っている授業 (1)ドイツ語（知らなかった言語や文化を学ぶのが楽しかった） (2)基盤教養教育科目（専門と関係なくいろいろな分野を学べる）●阪大のおすすめポイント 緑が豊かで広大なキャンパスと、 いろいろな価値観の人が全国から集まってくるところ
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