大阪大学 GUIDEBOOK 2023
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友人の皆さんも同じような生活ですか? みんなそれぞれだと思います。授業の空き時間にアルバイトに行く人もいれば、大学の生活に専念する人もいます。サークル活動にも勉強にも熱心に取り組んで、マルチタスクをこなす人もいます。総合大学の良さとしては、さまざまな学部の学生と交流できることもありますね。 そうですね。サークルは大阪大学生協学生委員会(GI)に所属しているのですが、個性豊かな友人が多いです。文学部西洋史学専修の友人は歴史の話をしたら止まらなくなります。理学部の友人は、普通の会話のなかに理系の用語を入れてくるので、話を聞くのが楽しいです。学びを楽しんでいて、思っていた以上に勉強熱心な学生が多いと思います! いろんなタイプの人、価値観の違う人と知り合える良さは、大阪大学に入ってから知りました。冨士さんは、大学でどのように成長したと思いますか?高校で学んだ「点」が、大学で「面」に広がったと感じています。いろいろな授業を受けて、世界のいろいろな地域の歴史的、政治的な関係性の理解が深まりました。幅広く学ぶことで点と点がつながり、いままで見えなかったことがわかるようになりました。残りの学生生活での抱負を教えてください。 大学間交換留学でノルウェーに留学し、社会科学を学ぶ予定です。専攻のモンゴル語と直接の関係はありませんが、モンゴルを通して自然、人との共生に対する関心がとても高まりました。ノルウェーは福祉制度が整い、ジェンダー平等も進んでいるため、共生について考えるのに適していると思いました。人間科学部の授業を活かし、現地で学びを深めたいと考えています。受験を控えた高校生にメッセージをお願いします。 大阪大学の学生は多様性に富んでいて、毎日刺激を受けます。ぜひ大阪大学に来てください!特集教育システム阪大生INTERVIEWキャンパスライフインフォメーションPROFILE11冨士 純美詠(ふじ すみえ)外国語学部外国語学科モンゴル語専攻3年生徳島県立徳島北高校 出身●印象に残っている授業 (1)人文学と人間科学(人間科学部)、 (2)海外フィールドスタディ (本来はモンゴルで環境問題や 環境教育について学ぶが、新型コロナの ため兵庫県宍粟市で地方創生や 自然との共生について学んだ)●阪大のおすすめポイント おもしろくて、魅力的な先生が多い

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