大阪大学 GUIDEBOOK 2023
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「教養教育」 「専門教育」 「国際性涵養教育」のうち、全学あるいは複数の学部の学生を対象に共通して提供される教育で、主に以下の授業科目から構成されます。■学問への扉「マチカネゼミ」 本学で「学び」をスタートさせる新入生が入学後すぐに受講する必修授業であり、大学での学び方や研究に取り組む基本的姿勢などを身につける1クラス15〜20名程度の少人数セミナー型の科目です。主体的で創造的な学びへの転換のため、研究者との直接的な対話によって学びへの新たな意識を喚起させ、学部・学科を超えた異分野の学生同士でディスカッションすることによって専門分野へのさまざまな視点を養います。■アドヴァンスト・セミナー 学問への扉「マチカネゼミ」を履修した学生が対象です。担当教員や学生が設定したテーマについて少人数で学習し、学生の主体的な学習をさらに促すフィールドワーク、インターンシップやセミナー等のアクティビティを含む科目です。■基盤教養教育科目 学問の最先端で生み出されている研究成果をわかりやすく講じ、知的営みの魅力や新たな知の地平を切り開く感動を伝え、教養を広げるとともに、知的世界へと誘います。また、現代社会が抱える諸問題に関心を抱かせ、それらの解決にかかる意欲を湧かせるとともに、そのために必要となる基礎的素養、知識、能力の修得を目的としています。 ➡人文科学系科目、社会科学系科目、自然科学系科目、総合型科目■情報教育科目 高度情報化社会の構成員としての大学生にふさわしい、情報社会・情報科学の原理、本質、価値、可能性、限界等を理解し、これを使いこなす対応力を修得します。■健康・スポーツ教育科目 健康知識に基づく運動・スポーツの実践力を高め、運動やスポーツを通してリーダーシップや協調性、企画・調整力を含むコミュニケーション力、表現力、自己管理やヘルスリテラシーを含む自己形成力を育成します。■第1外国語■第2外国語 ドイツ語、フランス語、ロシア語、イタリア語、スペイン語、中国語、朝鮮語、日本語(留学生対象)から選択。 ※学部により指定があります。■選択外国語 英語、ドイツ語、フランス語、ロシア語、中国語、ギリシャ語、ラテン語から選択。 ※文学部・人間科学部のみ。■グローバル理解 第2外国語の学修によって身につけた語学力を活かしつつ、さらに語学力を伸ばしながら、背景となる文化理解を深め、世界の多様な歴史、文化、社会、科学等についてのグローバルな理解の促進と豊かな教養に基づくコミュニケーション力を育成します。 国際コミュニケーション演習、地域言語文化演習、特別外国語演習、多文化コミュニケーション(留学生対象)から選択。[外国語学部以外][外国語学部]学修者が各自のライフスタイルに合わせて時間・場所を選び、PCやモバイルで自律的に学修を進める「実践英語(e-learning 入門)」および「実践英語(e-learning応用)」のeラーニング授業です。……「読む・書く・話す・聞く」のうち1つのみではなく、さまざまな内容や課題、活動を通じてできる限り多くの技能を総合的に学ぶことを目指す対面授業です。Project-based English、Content-based English、Liberal Arts & Sciences、Performance Workshop、Academic Skillsの5つのカテゴリーから選択します。相当レベルのリーディング、ライティング、リスニング、プレゼンテーション技能を有機的に連動させ、高度の英語運用能力を総合的に養成する授業です。……文学部、人間科学部、外国語学部、法学部、経済学部、工学部人文学研究科、人間科学研究科、法学研究科、経済学研究科、国際公共政策研究科、工学研究科の博士前期課程…………総合英語実践英語教養教育系科目国際性涵養教育系科目専門教育系科目■専門基礎教育科目 専門科目を学ぶための基礎を身につける科目群。専門領域の基礎的概念を理解する科目と、それらに関連する科目とに分かれます。14■マルチリンガル・エキスパート養成プログラム 2007年の大阪外国語大学との統合により、国立総合大学のなかで外国語学部を有する唯一の存在となった本学にしかできない部局横断的な教育プログラム。文系学部と一部の理系学部がそれぞれの専門分野の授業を提供し合うことで、多言語・多文化に精通し、現代世界の喫緊の課題に取り組む専門的な知識を備えたグローバルに活躍できる人材を育成することを目指します。[学部プログラムの対象][大学院プログラムの対象]全学共通教育

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