大阪大学 GUIDEBOOK 2023
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?!理学部教授からのメッセージQA在学生からのメッセージ入試制度多様な入試制度で意欲ある人を募集 本学部では、一見自明に思える事柄に対しても「なぜ?」という疑問を抱き、その根源的理由を探ろうとする“好奇心旺盛な人たち”の入学を歓迎します。そのために、一般選抜に加えて、総合型選抜(挑戦型)を実施。「総合型選抜(挑戦型)」は、自分自身の頭脳でどこ理数オナープログラム意欲的な学生を応援 学部生の早い時期から進んだことを学び、先端研究に触れたい、将来研究者になりたいと考える意欲にあふれた学生を対象に、理数オナープログラムが用意されています。「オナーセミナー」と「オナーカリキュラム」から構成され、前者では、課題設定能力と研究能力を 理学部では、真理の探求のために基礎となる科学知識を学ぶとともに、研究の実践力や柔軟な発想力を育みます。科学的な思考法を身につけることで、的確な判断力や問題解決能力を習得できます。自然の不思議や仕組みについて探究心と好奇心を養ってください。これらは新しい概念や価値の創造の源ですので、必ず将来の糧になります。や極低温も可能な多重極限測定環境を整備しており、また、2016年度から全国共同利用を行っています。本センターは4つの研究部門と1つの支援部門で構成されており、理学部内のさまざまな学科の研究室とも、現在共同研究を展開しています。までも粘り強く考察して真理を探求・発信したい人を受け入れる入試です。また、実験などを通して科学を楽しみ、高校などで自主的に研究活動を行った人たちを受け入れる総合型選抜(研究奨励型)も実施します。身につけるために自ら設定した課題について自主研究を行います。後者では、進んだ科目・高度な科目を早期に履修します。修了者には、卒業時にオナーディグリーが授与されます。また、修了者の中から優秀修了者が選ばれ、表彰される制度もあります。 あなたには、勉強するなかで「なぜなんだろう」と不思議に思う現象はありませんか?理学部では、その現象の解明を目指して研究をします。そして大阪大学には、それを助けてくれる先生・仲間がいます。そのおかげで、私は体内時計などの研究を1年生の頃から行うことができています。あなたも大阪大学理学部で「なぜ?」をとことん研究しましょう!よくある質問数学科の勉強は高校数学とどう違いますか?特集教育システム学部紹介大型コンデンサーバンクシステム教育研究交流棟理数オナープログラム修了生たちキャンパスライフインフォメーション深瀬 浩一理学研究科長・理学部長専門分野:天然物有機化学探究心と好奇心を、創造の源に高校数学との違いは自由性と論理性にあります。大学数学は自由に楽しく発想し、厳密な論理を展開します。太田 暉也国立大阪教育大学附属池田高校 出身生物科学科4年生(生物科学)「なぜ?」をとことん研究しよう31■Topics研究施設先端強磁場科学研究センター 国内外を含めて世界で6ヶ所しかない60テスラを越える高い磁場の発生が可能な強磁場実験施設を本センターは有しています。2014年3月に、右に示す国内最大の充電エネルギーを持つ大型のコンデンサーバンクシステムを設置しました。これを用いて高圧力

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