大阪大学 GUIDEBOOK 2023
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応用理工学科世界最先端のものづくりを実現する研究開発 1年次は「情報科学基礎B」などの共通の基礎教育を受け、2年次から「機械工学科目」と「マテリアル生産科学科目」の2分野に分かれます。前者では自動車・航空宇宙機・知能ロボットなどを含む、ナノマシンからプラントに至るさまざまな機械を全体として創り出し自電子情報工学科現代の暮らしに欠かせない基盤技術を追究する 電気・電子・情報・通信に関する分野について、2年次から電気電子工学科目と情報通信工学科目の2分野に分かれ、カーボンニュートラルやIoT実現に向けたセンシング、エネルギー、量子情報エレクトロニクス材環境・エネルギー工学科地球規模の問題を解決へと導く技術者に 環境問題、エネルギー問題に体系的かつ総合的に対処し、地球規模での課題の解決と持続可能な文明の発展に資する優秀な技術者を育成する教育を行っています。2年次までは環境・エネルギー工学の全体像地球総合工学科人と環境にやさしい安全安心な社会をつくる 学科目は船舶海洋工学、社会基盤工学、建築工学の3つから成ります。1年次は全員共通の専門基礎教育を受け、2年次以降の講義が理解できる知識を身につけます。2年次からは、各学科目に分かれて専門を深School of Engineering目の専門分野を学習します。物理学を駆使した究極のものづくりや革新的な光計測技術の開発、分子レベルでの化学反応の制御、動植物や微生物を利用したバイオテクノロジーの研究を行っています。在に動かすための理論や方法論などを研究します。後者では、材料の基礎物性、機能発現機構、3Dプリンタや先進接合法などの材料加工・生産プロセス、構造化デザイン・評価とそれらのシステム化に至るまでの学問分野を体系的に学びます。料などの電気電子分野や、Society5.0やSDGsを支える情報通信ネットワーク分野、情報システム分野について学びます。未知の分野を楽しみながら研究する、そんな土壌と学属が本学科の特徴です。を学ぶことで広い視野を身につけ、3年次より「環境工学科目」「エネルギー量子工学科目」に分かれ、以降はそれぞれの分野で専門的知識を深めていきます。く学びます。研究の対象は、船舶・海洋構造物や海洋資源の開発、社会インフラの整備と環境保全、安全で快適な建築と都市のデザインなどです。人と環境にやさしく安全安心な未来社会の構築を目指しています。アンテナを複数配列して電子走査を行うフェーズドアレイ方式によって高速かつ高密度なセンシングを実現(電子情報工学科)大気質モデルで計算された東アジアのPM2.5濃度分布(環境・エネルギー工学科)学科応用自然科学科応用理工学科電子情報工学科環境・エネルギー工学科地球総合工学科学部案内の請求方法はこちらをご覧ください > http://osku.jp/s0948パソコンからホーム > 学部・大学院・施設 > 学部 > 工学部応用自然科学科応用理工学科電子情報工学科環境・エネルギー工学科地球総合工学科資料請求はコチラ入学定員 217人入学定員 248人入学定員 162人入学定員 75人入学定員 118人40学科目・コース応用化学バイオテクノロジー物理工学応用物理学機械工学マテリアル生産科学・マテリアル科学コース ・生産科学コース 電気電子工学・電気工学コース・量子情報エレクトロニクスコース情報通信工学・通信工学コース・情報システム工学コース環境工学・環境工学コースエネルギー量子工学・エネルギー量子工学コース船舶海洋工学社会基盤工学建築工学学部紹介実学重視の気風で、最先端の研究を世に役立てる設立当初から“実学”を重んじ、科学技術の発展を見越してさまざまな特色ある学科を全国に先駆けて設置してきました。また、産業界の発展を支え、世界的に第一線で活躍する研究者も多く輩出しています。「工学」は分野が多彩なため、ある程度分野を絞り、進路を見据えておく必要があります。本学部は5つの学科に分野が分かれており、自分の進路となる「学科目」の選択は、講義を受けてから決められるのが特徴です。とくに優秀な学生については、3年次から大学院に進む「飛び級制度」も実施しています。■教育システム応用自然科学科生物・化学・物理の実験・研究から、新しい技術を生む 「応用化学」「バイオテクノロジー」「物理工学」「応用物理学」の4学科目で構成される幅広い学科です。1年次は共通教育を通して大学における物理・化学・生物の面白さに触れながら進路を選び、2年次から各学科工学部

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