大阪大学 GUIDEBOOK 2023
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School of Engineering Science 化学は、私たちの生活を支え、地球環境との調和を図るために必要な科学技術の源です。本学科は、物質の新しい在り方を探求するとともに、物質と生命の関係、環境・エネルギー問題の解決など、広い視野に立った教育・研究を行っています。1年次は自然科学・社会科学・語学を含む一般教育を履修。2年次に進む時点 機械・社会・環境・生物について、力学や数理的アプローチを基本とし、システム論的手法で教育・研究を行っています。ロボットや人工衛星は、複雑なシステムの代表。その構成要素である多くの機械・電子部品およびソフトウェアを巧みに連携させることで、人に役立つ作業や高速移動が可能に。そういったシステムは医 本学科では、情報科学の専門科目を含む1年間の一般教養を習得後、3コースに分かれます。計算機科学とソフトウェア科学の2コースは、コンピュータそのものの可能性を追究する科学と、その技術の基礎となる数学手法、さらにコンピュータをツールとする新しい応用技術を主な教育課題としています。数理科学コースでます。1年次は、これらの研究に必要な数学、物理学をしっかりと学び、2年次からは、エレクトロニクス、物質科学、フォトニクス、量子情報、ナノテクノロジーなど幅広い学問を授業、演習、実験を通して身につけ、深い基礎知識と広い視野を持ち、さまざまな分野でリーダーとして活躍する人材を育成します。で2コースに分かれます。合成化学コースでは、合成という名にとらわれず、化学全般が対象。新しい物質の発見・開発から、環境・エネルギー問題にも注力しています。化学工学コースでは、物質の変化を総合的に探究。社会の発展に貢献できる物質やエネルギーの変換システムの構築を目指しています。療福祉や環境エネルギー技術にも応用され、社会に貢献しています。また、「生物」は多くの細胞や器官がシステムとして機能し、「脳」も複雑なシステム。教育・研究対象に「生物」「脳」まで含んでいるのが大きな特徴です。本学科では、2年次より3コースに分かれて進学。各専門分野の深化と学際融合領域の開拓を目指します。は、数学・統計学とコンピュータを駆使して、自然現象・社会現象の数理モデリングや、データ解析・機械学習の最先端を開拓する研究者を育成します。 ICT(情報通信技術)は、日本の競争力を支え、科学技術の発展に必須な分野です。ICTで世界を豊かにするために、一緒にこの分野を育てていきませんか。パソコンからホーム > 学部・大学院・施設 > 学部 > 基礎工学部化学応用科学科システム科学科情報科学科資料請求はコチラ電子物理科学科化学応用科学科システム科学科情報科学科生体反応をナノスケールでイメージングできる高速原子間力顕微鏡の開発高機能触媒の合成研究とMMRによる分子構造の研究社会を支える高度なICT技術学科電子物理科学科化学応用科学科システム科学科情報科学科学部案内の請求方法はこちらをご覧ください > http://osku.jp/s0948入学定員 99人入学定員 84人入学定員 169人入学定員 83人42コースエレクトロニクスコース物性物理科学コース合成化学コース化学工学コース機械科学コース知能システム学コース生物工学コース計算機科学コースソフトウェア科学コース数理科学コース学部紹介理工の枠を超え、未踏のEngineering Scienceを開拓する基礎工学部(Engineering Science)は、海外で随一、国内で唯一、本学に設置されているユニークな学部です。従来の工学部(Engineering)・理学部(Science)の枠を超え、科学と技術の融合による先端的研究を開拓するため、1961年に創設されました。物理と化学の融合による物質創成や、人間と知能システムの共生社会を目指すロボティクス、数理データ科学、量子コンピューティングなど、21世紀に求められる科学技術を創成できるパイオニアを目指すとともに、高度な基礎学力を基盤に、柔軟性と応用力をもって国際的に活躍できる真のGlobal人材の育成を推進します。夢をひらく、新しい物質の在り方を探究「システム」を研究し、人と技術の共生を目指す世界を豊かにするICT分野を育てる■教育システム電子物理科学科電子と光を知り、人にやさしい素材・技術を創る 持続可能な社会の実現には、AIやクラウドを支える高度な情報処理のためのデバイス技術や、省エネ・創エネなどスマートエネルギーのための新機能材料の発展が不可欠です。本学科は、電子と光の性質を深く学び、さらにはそれらを自在に操ることで、新しい原理の創出と物質・材料の開拓、デバイスの開発を進めてい基礎工学部

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