大阪大学 GUIDEBOOK 2025
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?!法学部海外研修・留学アメリカの大学の移動教室 法学部では、アメリカの大学の協力を得て移動教室を開催しています。法学部の学生は、大阪に来たアメリカの大学生と一緒にアメリカの大学の正規の授業を受講することができ、大阪にいながら国際交流や留学体験を味わえ、その後の海外留学の動機付けとするこ国際的な人材養成公共政策課題を英語で学習・討論する授業 国際公共政策学科では、国際社会が直面する公共的な政策課題を学び分析する能力を養うとともに、政策実施の場面で必要となる「英語」にも重点を置いています。例えば、選択必修科目の「Project Seminar in English」では、法学・政治学・経済学の専門知識に 本学部では、幅広く学べる2学科制を採用し、また、少人数授業や、海外留学制度、英語科目、多様な特別講義を充実させることで、皆さんのさまざまなキャリアの選択肢を応援しています。皆さんが、本学部での学びを通じて、国際的なまたは身近な問題を発見し、分析し、解決策を考えるための、たくさんの「レンズ」を手に入れることを願っています。格を得られます。法曹コースには、いずれの学科からも登録できます。 ロイヤリングは、本学出身の法曹による授業です。現実の紛争が法律によってどのように解決されるのかを学ぶことができるとともに、将来なりたい法律家像をイメージできる貴重な機会となっています。とができます。長期休暇中の語学研修(数週間)等もありますが、より本格的に留学したい学生には交換留学(半年〜1年)を奨励しています。留学先となる協定校は世界中にあり、渡航の際には大阪大学法学会の海外留学資金助成制度等が受けられる場合があります。基づく学習や学習成果の発表、ディスカッションを英語で行います。そのほか、英語で提供される科目も多数用意されています。また国際公共政策学科では、積極的に留学を勧めており、留学をすることが単位取得を妨げないようさまざまな配慮がされています。 幼い頃から国際情勢に興味があったため、国際公共政策学科を選択しました。入学後は、法律・政治・経済といった幅広い授業を受けるなかで、主に国家間で適用される国際法に興味を持ち、日々学習しています。所属している国際法のゼミでは、自ら問いを立て、先生や学生との議論を通して深堀りし、問いに対する答えを探究しています。髙田 陽奈子国際公共政策研究科准教授専門分野:国際法幅広い学びで多くの「レンズ」を得よう実定法に加え、基礎法(法の思想・歴史・比較)や政治学を学びます。国際公共政策学科では経済学も学べます。QA嶋田 悠人大阪府 私立 関西大倉高校 出身国際公共政策学科4年生(国際法)問いを深掘りし、答えを探究27教員からのメッセージ在学生からのメッセージよくある質問法学部では法律以外にどのようなことを学びますか?講義動画特集教育システム学部紹介法曹実務家が講義を行うロイヤリングアメリカの大学の移動教室英語で発表する学生(Project Seminar in English)キャンパスライフインフォメーション■Topics法曹キャリア支援法曹コースとロイヤリング 法学部には、裁判官や検察官、弁護士といった法曹を目指す学生のために、法曹コースがあります。法曹コースは、法学部と法科大学院(ロースクール)が連携して、一貫した法学教育を行う制度です。成績優秀者として法学部を3年で早期卒業し、法科大学院在学中に司法試験を受けて合格すれば、最短約6年で法曹資

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