物理学科自然科学を広い視野から追究できる人材を育成 物理学で扱うのは、広い宇宙のことから、生物や物質、小さな素粒子、光などさまざまです。扱う対象を問わず、自然現象を根本から理解し、場合によっては新しい原理や法則を打ち立てることによってまったく新しいものの見方や考え方を与える学問と言えます。本学科では、多彩な講義はもちろん、少人数ゼミ形式の化学科実験・理論研究を通じて、豊かな創造力を育む 化学のおもしろさは、自然界に存在する物質の性質や機能を理解し、その特性を利用、または新しい物質を創造することで、よりよい社会作りに貢献することにあります。本学科では、幅広い自然科学の教養と化学の基礎をしっかり学ぶことを重視しています。また、基礎学力を身につけたうえで、自由で個性的な研究と教育生物科学科ライフサイエンスの発展と境界領域の研究を推進 生物科学は、ゲノム情報の急増と遺伝子工学技術などの進歩により急激に発展しました。その状況に対応し、時代に先駆けた研究環境を整えるため、本学科では2コースを設置しています。「生物科学コース」では、分子生物学・生化学・生物物理学・細胞生物学・発生学・神経科学・植物科学などさまざまな生物学の分School of Science身につけることができます。教員の指導のもとに現代数学の新しい結果を学び、数学の奥深さやおもしろさに触れる絶好の機会といえます。また、本学科独自の講義「実験数学」は、学生それぞれの興味やアイデアに従って、図形や数式などをコンピュータ上で操作し、抽象的理論をいきいきとした形で身につけることができる体験型学習です。授業や実験などを通して、物理の基本を習得し、より高度な実験や最先端の研究にも触れていきます。そして卒業研究では、「物理学」もしくは「宇宙地球科学」から最も興味のある研究グループを選択、そこでこれまでに学んだことを実践し、研究の基礎をしっかりと身につけます。を行うことを特徴としています。「無機化学」「物理化学」「有機化学」「高分子科学」の4分野の基礎を体系的に学び、同時に化学実験の基礎技術や安全に関する知識を習得します。さらに、3年次1月の研究室への配属を経て、卒業研究に臨みます。野を重点的に学ぶのに対し、「生命理学コース」では、化学・物理学・数学など他の理学分野の視点から生命科学研究を行うことを目指します。生命理学コースでは、入学後のカリキュラムに対応するため、入試に物理と化学が必要です。30学科目数学物理学、宇宙地球科学化学、高分子科学生物科学パソコンからホーム > 学部・大学院・施設 > 学部 > 理学部数学科物理学科化学科生物科学科資料請求はコチラ入学定員 47人入学定員 76人入学定員 77人入学定員 55人(生物科学コース30人、生命理学コース25人)コンピュータによる実験数学クリーンルームでの衛星搭載センサーの準備風景安全に注意した有機化学の実験レーザー顕微鏡で細胞を見る学科数学科物理学科化学科生物科学科学部案内の請求方法はこちらをご覧ください > http://osku.jp/s0948自然界の不思議にひそむ、新たな法則を見つけ出す本学発足時に創設された伝統ある学部であり、学閥意識のない自由な学風が特徴です。世界的に見ても独創性あふれる研究を行っており、日本初のノーベル賞に輝いた湯川秀樹博士の「中間子論」もここで生まれました。基礎科学の分野では、1つのことが明らかになると、そこから新たな疑問が生まれる謎が続いています。その謎を解き明かすために必要な数学・物理・化学・生物・地学とその融合科学の最先端を学び、広い視野をもつ研究者を育成しています。意欲のある学生には、学部2年次から研究体験ができる「理数オナープログラム」も設けています。学部紹介■教育システム数学科他分野に活かせる理論や新しい概念を創る 教育・研究対象は現代数学全般にわたりますが、本学ではとくに整数論・代数幾何・微分幾何・トポロジー・微分方程式・確率論・情報数学などが盛んで、国際的に高い水準を誇ります。カリキュラムは、高校数学から現代数学へと自然な延長で学習できるよう考慮されています。セミナー形式の授業では少人数のグループに分かれてディスカッションしながら、数学的思考力を理学部
元のページ ../index.html#32