小樽商科大学 大学案内2020
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企業法学科の魅力具体的な授業内容行政法Ⅰ労働法石黒 匡人 教授國武 英生 教授 行政法は行政に関する法ですが、「行政に特殊固有の法」であると定義されることもあります。本講義では、そうした行政法学の基礎と重要問題について学びます。その「特殊固有な」法とはどのようなものなのでしょうか。具体的な事例を取り上げながら、授業を進めていきます 労働法は、労働をめぐる現実の諸問題に対してどのように対応しているのか、どのように対応していくべきかを学ぶ科目です。ブラック企業などが社会問題になる一方で、技術革新や人工知能(AI)の発達により、私たちの働き方は大きく変わりつつあります。「働く」とは何か。労働法はどうあるべきか。労働をめぐる問題を解決するための法的な考え方を主体的に学びます。学科科目(例)EXAMPLE■憲法・基礎 ■民法・基礎 ■憲法 ■民法 ■刑法 ■商法■知的財産法 ■社会保障法 ■法学 ■国際経済法■国際法 ■租税法37企業法学科/4年北海道帯広柏葉高等学校出身笹谷 祥太「社会に出る上で必要な知識を学ぶ」Q.この学科を選んだ理由は何ですか?A.入学当初から公務員を志望しており、法律系科目が多い公務員試験に役立つと思い、選択しました。「法」と聞くと、理論を学ぶという難しいイメージでしたが、1年次に企業法学科の講義を受け、実際の判例に触れたり、自分で考えながら講義を受けることができたのも決め手でした。Q.どんなことを勉強していますか?A.民法や憲法などの六法はもちろん、社会保障法や知的財産法、労働法といった勉強もしています。特に年金や生活保護といった社会保障法と労使について学ぶ労働法は、高齢化が進み、働き方改革を推進している現代の日本社会にマッチしていて、今後社会に出る上で重要な知識を得ることができたと思います。Q.後輩へのメッセージをお願いしますA.商大のアクティブラーニングは、自分の学科はもちろん他学科の勉強もでき、様々なことを学びたい人には絶好の環境だと思います。また、2年次に学科が決まることから、学びながらやりたいことを決めていくことができます。

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