宮城教育大学 大学案内 2021
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特別支援教育教員養成課程《 概 要 》  特別支援教育全般について広く学びつつ、知的障害・発達障害のほか、これらの障害とも関わりの深い不登校・児童虐待などについても深く学び、研究していくことができます。《 特色ある授業や取組 》  講義では、知的障害や発達障害のある子どもたちへの教育的支援の方法やそれを支える教育制度、障害の背景にある心理・生理的メカニズムや原因疾患、種々の教育的評価の方法などについて学びます。本学の教員のみならず障害児(者)支援に携わる学外の方々から話を聞く機会もあるため、多角的な視点から特別支援教育とそのあり方について考えを深めることができます。 また演習では、宮城県内の知的障害特別支援学校の見学に数多く行きます。特に、1年次の「発達障害教育実践体験演習」では本学附属特別支援学校の見学が複数回行われるため、全体の雰囲気を知るだけでなく、児童生徒一人ひとりの様子や先生たちの指導の仕方をじっくり見て学ぶことができます。講義・演習等を通して知的障害・発達障害を学ぶ《 概 要 》  特別支援教育全般について広く学びつつ、慢性疾患や身体機能に障害のある子どもたちへの教育的支援のほか、関連する領域として学校適応支援についても深く学び、研究していくことができます。《 特色ある授業や取組 》  病気の子どもや運動障害のある子どもたちが体験する困難や教育的ニーズ、それらに対応するための教育的支援の在り方について、様々な体験的な活動を通して学ぶことができます。例えば、病気の子どもや運動障害のある子どもが日常生活や学校生活で体験する困難や、自分の意図を伝えることが難しい場面を疑似的に体験する活動や、病理的メカニズムを理解するための教材作りなどの活動を授業に取り入れています。具体的な支援や指導の方法について体験的に学ぶための、コミュニケーション・ボードやパソコン教材等の作成、教材・教具や補助具等を使ったロール・プレイなどの活動も行っています。また、1年次、及び3年次の演習では複数の特別支援学校の見学を行っています。 しょうがい学生支援室の活動ともリンクして、大学構内を車椅子を使って巡りながらバリアフリー環境調査を行いつつ、車椅子使用者への支援について考える活動も行っています。慢性疾患や身体機能に障害のある子どもたちへの教育的支援について深く学ぶ■ 病弱の教育課程・指導論■ 視覚障害への教育支援A・B■ 視覚障害への教育支援演習A~C■ 聴覚・言語障害への教育支援A・B■ 病弱への教育支援演習■ 軽度発達障害への教育支援A・B■ 重度・重複障害への教育支援■ 特別支援教育総論■ 特別支援学校教育実習発達障害教育コース健康・運動障害教育コース■ 聴覚・言語障害への  教育支援演習A~C■ 知的障害への教育支援演習A~C■ 肢体不自由への教育支援演習21

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