新型コロナウイルスの影響で今までと大きく変わった留学生活をしています。外出を控えたり、オンライン授業を受けたり、初めてのこと、慣れないことばかりで、不安や緊張の毎日です。それでも、ホームステイ先で出会った新たな友人と毎週海へ遊びに行ったり、授業でも面白いクラスメイトや先生たちに囲まれて勉強したり、楽しい時間を過ごしています。留学と聞くと、知らない人たちに囲まれて、英語をずっとやらなければいけないといったイメージもあるかもしれません。でも、自分の英語が通じると、たくさんの新しい友人と遊びに行ったり、日本ではできない多くのことを経験することができます。また、留学生活の中で、今まで気づかなかった日本のよさや世界の文化、自分自身など、多くのことに気づくこともできます。短期留学でもいいので留学を一度体験してみることを強くお勧めします。初等教育教員養成課程 英語コミュニケーションコース４年小田島 崇 さん （盛岡中央高等学校卒業）海外留学オーストラリア（シーキューユニバーシティ）協定校への派遣留学協定校への派遣留学ドーバー研修海外総合演習 私は台湾の中華大学の学生さんが日本語・英語・中国語の３つの言葉が話せるということにとても憧れています。より多くの言語を使えるということは、より多くの国の人とコミュニケーションがとれることを意味すると思います。そして、それは自らの世界を広げることにつながります。私ももっと自らの世界を広げたい。そのために、日本語以外の言語を本気で勉強しようと思えるようになりました。日本以外の国で長期間生活しながら勉強したいと考えています。何となく過ごしてしまった１年間の大学生活の中で、他国の言語を身につけたいという明確な目標を持つきっかけともなった今回の研修は、私の人生の中で大きなターニングポイントとなるに違いないでしょう。初等教育教員養成課程 健康・運動障害教育コース4年小山 千幸 さん （仙台三桜高校卒業）台湾 こちらに来て2か月が経ちました。私は英語をもっと話せるようになりたいという気持ちと、外国に対する漠然とした憧れから、ずっと留学したいと考えていました。そうした中で、私が英語圏ではないスウェーデンを選んだ理由は、ユニークな福祉・教育政策のもとになる人々の考え方、デザインや自然の豊かさなどに惹かれ、もっと影響を受けたいと思ったこと、何よりもせっかく1年間住めるならここがいいと思う気持ちが強かったからです。宮教では初等英語教育が専攻ですが、こちらではそれに関わらず、面白そうだなと思う授業を幅広い選択肢の中から選ぶことができます。そうした授業内容や日常のいろんな人との会話や出来事を通して、あることに対して無意識に持っていたバイアスが取れたり、自分がしたいことや思うことが鮮明になったりする瞬間があります。葛藤もありますが、それも含めて全部今しかできないことなので、後悔しない時間を過ごしたいです。初等教育教員養成課程 英語コミュニケーションコース４年島津 智佳 さん （仙台第二高等学校卒業）スウェーデン（ダーラナ大学） ドーバー研修の特徴は一緒に活動する中学生の通訳など言葉の面だけでなく、心の面もサポートすることです。初めは中学生と仲良くなれるのかどうかなど、責任の重さと不安でいっぱいでしたが、彼らと慣れない土地で様々な経験をしながら共に過ごせたことは私にとってかけがえのない思い出です。 この研修では、自分の伝えたいことを英語で何といえばいいのか分からず、悔しい思いをすることが何度もありました。多くの友達ができ、ホストファミリーも本当の家族のように迎え入れてくれました。言葉も文化も違う中で感じた人の温かさはとても貴重な経験でした。また来年も行きたいと思わせてくれる素敵な研修です。興味のある方はぜひ応募してください。初等教育教員養成課程 英語コミュニケーションコース3年飯島 ゆりか さん （仙台二華高等学校卒業）アメリカ写真中央：小田島さん写真右：島津さん写真右前：飯島さん写真左：小山さん27
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