宮城教育大学 大学案内 2021
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教育方針本学は、教員になろうとする強い意志を持った者を受け入れることを第一に、学校推薦型選抜および一般選抜(前期日程、後期日程)により、等を多面的・総合的に評価し、入学者を選抜しています。学力の3要素()❶基礎的な知識および技能、❷思考力・判断力・表現力等の能力、❸主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度1初等教育教員には、全教科に対応しうる学力とともに、幅広い年齢層にわたる、子どもたちの多様な発達段階に応じた適切な指導力が必要です。入学する学生には、高等学校において、全般的な教科・科目の基礎学力を十分に習得することが望まれます。また、子どもたちを取り巻く環境も変化し、学校現場ではさまざまな問題が生じています。初等教育をめぐる諸問題に対して幅広い視野と強い関心を持つ学生を求めています。1-11-21-3中等教育教員には、特定の教科に関する専門的な学力とともに、子どもから大人へと変容し始める生徒に、適切に対応する指導力が必要です。入学する学生には、高等学校において、志望する専攻に対応する教科・科目の十分な学力に加え、関連する幅広い分野の基礎学力を習得することが望まれます。また、生徒を取り巻く環境も変化し、学校現場ではさまざまな問題が生じています。中等教育をめぐる諸問題に対して幅広い視野と強い関心を持つ学生を求めています。2-12-22-3初等教育教員養成課程3特別支援教育教員には、担当する校種・教科に対応しうる十分な学力とともに、障害のある児童・生徒と向き合って、その可能性を引きだし、一人一人の異なるニーズに的確に応えることのできる指導力が必要です。入学する学生には、特別支援教育教員免許状の基礎免許として初等教育教員免許状を取得する場合には、全般的な教科・科目の十分な学力を、中等教育教員免許状を取得する場合には、志望する教科・科目の十分な学力を、高等学校において習得することが望まれます。また、インクルージョン(困難を抱える人々の存在を当然のこととした社会の構成)をめぐる世界的な流れの中で、学校現場でも対応すべきさまざまな課題が見出されています。特別支援教育に強い関心と意欲があり、その教育に対する使命感を持ち続けることのできる学生を求めています。3-13-33-2特別支援教育教員養成課程2中等教育教員養成課程宮城教育大学は、広い視野と高度な専門性を具え、実践的な指導力を身につけた教員、また強い使命感と責任感を持ち、豊かな人間力を具えた教員を養成する教員養成大学です。将来、幼稚園・小学校・中学校・特別支援学校等において優れた資質・能力をもった教員として活躍するために、第一に、教員となることへの強い目的意識を持ち、教員として、人間としての成長を目指す使命感・向上心を有する学生を求めています。そして、基礎的な知識および技能の上に、これらを活用して、課題を解決するために必要な思考力・判断力・表現力等の能力を育み、主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度を有した学生を受け入れます。アドミッション・ポリシー(入学者受入方針)●学校推薦型選抜では、学校長の推薦に基づいて出願し、課程・専攻別の課題により、知識・技能、思考力・判断力・表現力等の能力を評価するとともに、調査書、推薦書や学校推薦型選抜レポートおよび面接(一部の課程・専攻では実技試験)の成績で、教員への志向性と主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度等を評価して入学者を選抜します。なお、大学入学共通テストおよび個別学力検査を免除します。●一般選抜(前期日程)においては、大学入学共通テストの成績で、知識・技能を中心に評価します。また、志望する課程・専攻に応じた個別学力検査(一部の課程・専攻では実技試験)で、思考力・判断力・表現力等の能力を中心に評価し、調査書で主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度等について、確認したうえで入学者を選抜します。●⦆一般選抜(後期日程)においては、志望する課程・専攻に応じて配点された大学入学共通テストによって知識・技能、思考力・判断力・表現力等の能力を評価するとともに、調査書および面接(一部の課程・専攻では実技試験)の成績で、教員への志向性と主体性を持って多様な人々と協働して学ぶ態度等を評価して、入学者を選抜します。なお、個別学力検査は行いません。5

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