富山県立大学 研究室ガイドブック2023 看護学部
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頁本文中の用語用語の解説3626職業キャリア成熟27介護負担感27potentially harmful behavior(PHB)27メンタルヘルス28認知症GH28在宅訪問28退院支援29地域包括ケアシステム29終末期30地域福祉施設30保健医療福祉職30エコシステム30現任教育31近赤外分光法(NIRS)31介護予防31認知機能31ジョブローテーション31社会実装32デジタルネイティブ世代32パンデミック親族を介護した結果、介護者が情緒的・身体的健康、社会生活および経済状態に関して感じる苦悩の程度。職業キャリアの選択・決定やその後の適応への個人のレディネスや取り組みであり、職業キャリア発達の状態や、成熟していく過程。介護者が潜在的に、被介護者に対して精神的・肉体的苦痛を与えうる言動。怒鳴る、荒い口調を使う、無視する、揺さぶるなど。こころの健康状態のこと。精神的健康とも称される。「認知症対応型共同生活介護」の略で介護保険制度に位置付けられる。少人数の利用者が共同生活し、介護職等が生活支援をしている。療養環境を把握し、退院に向けての準備や退院後の療養生活の支援するために、病院看護師が退院前や退院後に患者宅を訪問すること。患者自身が病気や障害を理解し、退院後も必要な医療・看護を受けながらどこで療養しどのような生活を送るのかを自己決定する支援。高齢者が可能な限り住み慣れた地域で、自分らしい暮らしを人生の最期まで続けることができる包括的な支援・サービス提供体制。病気などが進行し治療による改善がこれ以上見込めず、余命が残り少ない状態。地域で通所や短期入所により入浴や食事、リハビリ、レクリェーションなどのサービスを提供する施設のこと。保健、医療、福祉の現場で働く、専門職のこと。具体的には保健師等の看護職、介護福祉士等の介護職、医師等の医療職をいう。地域看護でのエコシステムは、個人/家族、近隣地域、市町村、都道府県、国など様々な主体が関係し、全体として調和している状態。実践の現場で働いている人たちに対して、資質の向上を目的に職場内や研修会などを通して行う教育。近赤外線の光を利用して、脳や筋肉の血中のヘモグロビンの濃度の変化を測定し、血中の酸素化の状態や脳血流の変化を評価をするもの。65歳以上の高齢者が介護を必要とする人になるのを未然に防ぐこと、または要介護の方の状態が悪化しないようサポートすること。ここでは、車を運転する、買い物をする、といった日常生活の行為だけでなく、社会性を適切に維持するために必要な機能とする。職場環境の変化や職務内容の変化だけではなく、仕事が人を育てる効果を期待して行われる異動のこと。研究によって得られたシステムを実社会で活用すること。諸説あるが、青少年期からデジタル技術に触れて育った世代であり、おおよそ1980年以降に生まれた世代のこと。感染症の流行する地域や集団が国境を越えて広範囲になった状況のこと。用語の解説

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