富山県立大学 研究室ガイドブック2024 工学部
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67Mechanical Systems Engineeringパワー半導体デバイス 内の熱・電気連成解析]][[ .. ppmmeeTTeecciittttaaLLKK 387 386.5 386 385.5 385 384.5 384 383.5 0 1 2 0 3 1 2y [μm] 3x [μm] 6 4 5 4 5 6 7 7 8 89リポートリポート熱流体工学講座講師大嶋 元啓熱流体工学講座講師木伏 理沙子内燃機関における燃料の蒸発、燃焼を対象として、燃料の微粒化過程および酸化過程にいたるメカニズムの解明の研究を行っています。また、噴霧と燃焼技術を応用した材料合成についての研究も行っています。噴霧燃焼は流体現象と化学反応現象が複雑に相互に関係して進む現象です。そのため、様々な実験装置を用いてこれらの現象を解明する必要があります。現在、超音波により噴霧液滴を浮遊させ、蒸発過程を可視化により明らかにすることに取り組んでいます。また、衝撃波管を構築し、燃料の化学反応現象の解明に取り組んでいます。電力制御用パワー半導体デバイスには、冷却器が搭載されています。この冷却器への投入エネルギー量の削減が、省エネルギー化を実現します。そこで、高性能冷却システムおよび設計手法の開発を目指しております。熱・電気連成解析というシミュレーションを用いてパワー半導体デバイス内に発生するナノ・マイクロスケールの局所高温部(ホットスポット )の位置や、印加電圧とホットスポット温度の予測を行っております。ホットスポット温度を簡易的に予測する設計手法の確立や、適切な冷却手法の開発を行うことで、発熱の大きい次世代パワー半導体の普及を促進し、省エネ化に貢献します。(*)(*)(*)熱・電気連成解析を用いて、パワー半導体デバイスの通電時の温度分布を予測することができます。局所的に高温になるホットスポットの発生を報告しています。超音波浮遊装置による噴霧液滴の浮遊の様子燃焼技術と燃料噴射技術を応用して作成したTiO2微粒子66Mechanical Systems Engineering噴霧・燃焼技術の応用と液体の微粒化蒸発、燃焼過程の解明研究分野噴霧・燃焼、微粒子生成研究内容私の研究のポイント研究分野熱工学、電子機器の熱設計研究内容私の研究のポイント

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