富山県立大学 研究室ガイドブック2024 工学部
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  ②Environmental and Civil Engineeringレディメイド型講座レディメイド型講座カスタムメイド型講座カスタムメイド型講座※写真は2023年度開催34(b)の図は、計算した水位の確率密度関数とそこから求めた越水に関するリスクカーブの例です。このように雨の観測データ、水位を予測するモデル、確率論の知見等から水防災上のリスクを表現することができます。気象レーダで観測された雨量分布(a)を解析し、開発したモデルを用いて河川の水位を予測します。水位の予測結果には、観測誤差、モデル誤差など様々な不確実さが含まれているため、予測結果は幅を持った値となります(水位の確率密度関数が求まります)。幅を定量的に評価することで、洪水時にどの程度のリスクがあるのかを推測することができます。(b)リポート社会基盤工学講座講師吉見 和紘極端気象に起因する水災害の分析、評価のために観測データの解析及び流出過程のモデル化を行います。また、観測やモデルに起因する降雨流出過程の不確実性やリスクについて、理論的なアプローチを行います。レーダデータなどの気象情報の有効活用や国内外の洪水被害に関する研究を軸に、幅広いテーマを取り扱います。レーダデータは、気象予報などで広く使われるようになってきましたが、未活用の観測データが数多く蓄積されています。これらのデータの統計的な分析を行うとともに、雨が地表に到達し流れる過程をモデル化し、今まで明らかとなっていなかった現象の解明や水災害に対する実用的な防災技術の確立を目指し研究を推進します。(a)地域連携センターでは、下記のような社会人向けセミナーを実施し、学びたい意欲を持った方々へ、学び直しの機会を提供しています。49●レディメイド型講座●カスタムメイド型講座研究分野水理学、水文学、防災工学、気象防災研究内容私の研究のポイント主に平日の夕方または土曜日に仕事に役立つ工学や看護学の知識を体系的に学ぶ講座を開講しています。例年、8〜12月頃に開催しています。企業・団体様のご相談・ご要望に応じて教員を派遣し、カスタマイズされた講座を実施します。講座の内容だけではなく、開催時期や場所、形式(対面/オンライン)等も調整可能です。2024年度も、社会人向けのセミナーを順次開講予定!気象データを活用した洪水予測モデルの開発とリスク分析Topics

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