（＊）リアル世界とバーチャル世界から得られるデータを活用するための情報基盤技術を教育し、新しい情報システムの開発に貢献できる人材を育成します。情報・機械・電子の3つの工学分野に立脚するロボットに関わる工学やデータサイエンスの基礎を教育するとともに、革新的な科学技術を創造できる人材を育成します。49リポートバイオ医薬品工学講座講師 河西 文武 デジタル化が急速に進展する中、ビッグデータを収集・分析し、地域やビジネスの課題解決策を導き出すデータサイエンス人材の需要が高まっていることを受け、情報工学部を2024年4月に開設しました。 情報工学部には、新たにデータサイエンス学科を設けるとともに、工学部から、情報システム工学科と知能ロボット工学科を再編。 データやデジタル技術を活用して幅広い分野で活躍できる、確かな知識・技術と実践力を身につけた人材の養成を目指します。抗体医薬品をはじめとするタンパク質製剤を動物細胞から生産するのではなく、ニワトリの卵の中に生産させることで安価に生産できる様にしたいと考えています。バイオ医薬品はがんといった重篤な病気で高い治療効果が望 める一方、薬価がとても高いことが課題となっています。そこで安価にバイオ医薬品を生産する方法として、将来配偶子を形成する始原生殖細胞やウイルスベクターを使用することでニワトリの卵の中に生産させる方法の開発を行なっています。鶏卵に食べ物以外の新たな付加価値を創出できるようにしたいと考えています。データサイエンスの理論と応用実践を教育するとともに、情報を軸とする工学の専門知識を教育することで、工学のマインドを持ったデータサイエンスのエキスパートを育成します。（＊）2026年4月 供用開始予定の新校舎2026年4月 供用開始予定の新校舎68Pharmaceutical Engineering鶏卵を介したバイオ医薬品生産法の開発研究分野分子生物学、発生工学、タンパク質工学研究内容私の研究のポイントデータサイエンス学科情報システム工学科知能ロボット工学科2024年４月「情報工学部」開設！③Topics
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