富山県立大学 研究室ガイドブック2024 工学部
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73リポート情報基盤工学講座教授 鳥山 朋二情報基盤工学講座准教授 浦島 智情報基盤工学講座講師 森島 信人間の行動を習得するためのセンサ技術やコンピュータ利用技術、その情報を集約するためのネットワーク技術を基本技術として、先進的なソフトウェア応用技術を用いることで、様々な分野で利用できる情報システムの開発を行っています。具体的な応用分野として、本学看護部と連携した医療看護支援や介護予防分野を選び、現場と連携しながら利用価値の高い製品の開発につながる研究開発を行っています。また、個人のデータに対する逐次的な機械学習を用いて、個人差に対応した高齢者見守りを行うシステムの研究も行っています。人の行動を取得するセンサは身の回りに多くあり、カメラやマイクもその一つと言えます。私たちはこれら様々なセンサの組み合わせにより得た情報から、自動識別技術を用いて「いつ、誰が、どこで、何を」していたかを判別します。例として、乳児の抱き方を評価するためにサイズ、重量を合わせた乳児型センサ付き人形や、eスポーツを利用した高齢者介護予防システム、指さし呼称検知システム、体表面温度を用いた高齢者見守りシステムなどを研究開発しています。また、識別した行動を互いに提供することにより、より親密な遠隔コミュニケーションを可能とするシステムの開発も行っています。この技術は他の様々な分野へ応用可能なものと考え、さらなる応用についても検討を進めています。 Information Systems Engineering110研究分野ユビキタスセンサ、センサネットワーク、遠隔コミュニケーション、介護予防支援、看護師業務支援、高齢者遠隔見守り、高齢者eスポーツ、機械学習応用研究内容私達の研究のポイント①乳児人形型看護技術演習システム③高齢者eスポーツゲーム(窓ふきの達人)②指差し呼称検知システム④高齢者見守り(車いす危険行動検知)センサ活用による人に寄り添う情報システムの高度化

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