富山県立大学 研究室ガイドブック2024 工学部
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、(LAN)<農業ロボット[agrra]の開発><レスキューロボットによるネットワーク構築手法の開発>●ロボット統合システムの開発80ドンマス教授ロボによる講義ドンマス教授ロボによる講義リポートリポート農場・圃場における位置推定手法の議論大規模圃場での自律走行手法の開発収穫物運搬支援機能の実装機能ロボティクス講座教授増田 寛之機能ロボティクス講座准教授澤井 圭人とロボットが共存・共生する社会を目指して、人の計測情報、インフラ側の計測情報など、様々な情報を統合してロボットが人と同じように柔軟な知覚・行動を実現する知的制御の実現を目指しています。人とロボットが共存・共生することを目指して、単に人の不便を支援するだけでなく、人と信頼関係を築くことを目指したパートナーロボットの開発を行っています。ロボットが人と共存して適切に振る舞うために、IoTデバイスやクラウド連携 の技術を駆使して、人の行動情報や環境の情報を収集しています。さらに、心理学の知見等を導入して人の意図を汲んだサービスの提供や応答が可能な知的ロボットの開発を行っています。ロボットの遠隔操作やロボット間の通信方法等の「ロボットのための通信」について、研究を行なっています。また、農業ロボットの自律走行のために必要となる農場における自己位置推定方法についても併せて議論しています。ネットワークロボティクスとはネットワーク技術とロボット技術を組み合わせることで、新しい機能・技術を創造する研究分野です。そしてロボットの議論に加えて、既存の機械・センサ等のネットワーク化についての検討を通じ、被災地における情報収集活動の支援や、日常の利便性を向上させる新しいアプリケーションの開発を目的に活動しています。(*)(*)(*)(*)部屋内に搭載した様々なセンサと連携して、ロボットが適切なサービスを提供するためのシステムアーキテクチャの開発、および状況に応じたロボットの知的制御を開発しています。本成果を応用し、「ドンマス教授ロボット」「いさおちゃん」「まさる君」で講義の一コマを自動で行う実証をしています。●超小型電気自動車 の知的制御超小型電気自動車の自律走行制御開発を行っています。一方、自律走行機能を備えることで、搭乗者と車の間で認識のズレが起こってきます。そこで、ロボットを搭載し、人と車が協調して楽しく・安全・快適に走行することを目指した知的統合制御の開発をしています。(*)外部と無線通信が行えない閉鎖空間での活動を支援117 Intelligent Robotics人間共存型知的ロボットシステムの開発118 Intelligent Robotics作業・環境を考慮した移動ロボットの遠隔操作システムの開発研究分野ロボット工学、統合システム 、知的情報処理研究内容私の研究のポイント研究分野ネットワークロボティクス、遠隔操作、ロボットのための通信、農業ロボットのための自己位置推定手法研究内容私の研究のポイント

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