富山県立大学 研究室ガイドブック2024 看護学部
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頁4555556666667777889本文中の用語用語の解説334・18ユマニチュード®VR看護実践アセスメント褥瘡(床ずれ)リモデリングずれ力標準予防策幹細胞グリオブラストーマ治療抵抗性動的可塑性化学療法MR臨床判断透析療法尺度開発筋萎縮性側索硬化症透明文字盤8,12足趾力コミュニケーションエラー9,10尊厳10実践知フランス発祥の人間らしさを大切にする包括的コミュニケーション技法で「人間らしさを取り戻す」の意味をもつフランス語の造語。Virtual Realityの略で仮想現実などと翻訳され、VRゴーグルの装着により、限りなく実際に近い体験が得られる。看護職が看護を必要とする人々に専門的な知識・技術・倫理観により働きかける行為であり、看護活動の主要な部分をなす。看護では、患者・家族・ケア環境などの状況を査定・評価する過程をさし、 看護の対象者に最適な看護を提供する上で重要となる。圧迫とずれが原因でできた傷のこと。同じ姿勢で過ごすことが多い寝たきりの方や麻痺のある方にできやすい。治るまで時間がかかる。皮膚が欠損した部分は、まず肉芽組織で埋まる。その肉芽組織が組成を変化させ、周囲の皮下組織の組成に近づいていく過程のこと。せん断力に該当する。肉眼的には皮膚が引っ張られたり、しわが生じたりする。皮下組織にも力が加わることで、血流が悪くなる。患者や医療従事者が感染する危険性を避けるために行う予防策のこと。手指消毒やマスク・ディスポーザブル手袋の着用などがある。様々な臓器・組織を生み出す細胞。腫瘍においては腫瘍組織・腫瘍細胞集団を生み出し、再発の起源となる細胞。5年生存率が1割にも満たない悪性脳腫瘍。細胞・組織・臓器および個体が、治療に対して感受性を示さなくなる性質。時間・空間・環境などにより細胞もしくは細胞集団が、性質や状態を変化させることができる特性を可塑性と呼ぶ。動的可塑性は、その変化が動的で不可逆的でないこと。薬剤を用いて治療を行うこと。腫瘍に対する治療戦略において、大きな柱の一つ。Mixed Reality(複合現実)の略。AR(拡張現実)とVR(バーチャルリアリティ)を組み合わせた体験ができる。患者に起きている変化に気づき、困っている事や必要としている事を分析・解釈し、適切なケアを考え行動するための判断。正常に機能しなくなった腎臓のかわりに、機械を用いて体内に溜まった老廃物や毒素、余分な水分を人工的に濾過する治療。物事を測定する尺度を開発する研究。看護学では、共感などの心理尺度から看護師の職業満足度など、様々な尺度が開発されている。 運動をつかさどる神経(運動ニューロン)が障害をうけ、全身の筋肉がだんだんやせて力がなくなっていく原因不明な病気のこと。透明な板に「50音」や「記号」を書かれたもの。療養者と介護者は透明文字盤越しに視線を合わせてコミュニケーションをはかる。足のゆびの力(握力・はさむ力・屈伸力)。コミュニケーションは「情報の伝達・伝達意図の理解」により成立するが、どちらかの段階または両方で不足や誤りが発生する現象。基本的人権の根拠となる考え方であり、個々人の存在を尊いものとして尊重すること。看護実践の積み重ねにより形成された、状況を的確に認識し適切な判断を下す能力。理論知・形式知・暗黙知の比較でも論じられる。用語の解説

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