富山県立大学 大学案内 2024
53/86

■生物情報学や生物物理学・分子生物学の手法を用いたペプチド■医薬品製造酵素や医療用タンパク質の探索、構造と機能の解析、高機能化、および動物培養細胞を用いた糖タンパク質の生産と機能解析■自然免疫経路を制御する薬剤の探索や鶏卵を介した新規の■ゲノム編集技術を用いた疾患モデル動物の作出および創薬・■培養細胞や幹細胞の3次元組織化および創薬への応用Department of Pharmaceutical Engineering制御性T細胞誘導を介した炎症性腸疾患の予防・治療NLRP3インフラマソーム活性化のモデル自然免疫を標的にした創薬研究立体構造をベースとした医薬品製造酵素の設計タンパク質の立体構造解析とドラッグデザイン立体選択的加水分解酵素の6量体構造医薬品の効果や安全性の予測 現在、抗体医薬品は医薬品市場において重要な役割を果たしています。特にがんや自己免疫疾患の領域で開発・上市が相次いでいます。また、次世代の医薬品として注目されている核酸医薬品やiPS細胞を用いた再生医療など、最先端のバイオテクノロジーを用いた医薬品・医療技術の開発が活発に行われています。 本講座では、このような最先端技術を駆使した創薬研究および創薬支援研究を展開するとともに、人々の健康・長寿・幸福に貢献できる人材の育成を目指し、次のような研究を行っています。医薬や新規医薬品製造酵素の設計と合成抗体医薬品生産方法の開発遺伝子治療への応用52バイオ医薬品工学講座

元のページ  ../index.html#53

このブックを見る