富山県立大学 研究室ガイドブック2025 工学部・情報工学部
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②環境・社会基盤工学科  Environmental and Civil Engineering地域連携センターでは、下記のような社会人向けセミナーを実施し、学びたい意欲を持った方々へ、学び直しの機会を提供しています。※2025年度は「機械システム工学コース」「知能ロボット工学コース」「看護学コース」    の予定34気象レーダで観測された雨量分布(a)を解析し、開発したモデルを用いて河川の水位を予測します。水位の予測結果には、観測誤差、モデル誤差など様々な不確実さが含まれているため、予測結果は幅を持った値となります(水位の確率密度関数が求まります)。幅を定量的に評価することで、洪水時にどの程度のリスクがあるのかを推測することができます。リポート(b)社会基盤工学講座講師 吉見 和紘(a)(b)の図は、計算した水位の確率密度関数とそこから求めた越水に関するリスクカーブの例です。このように雨の観測データ、水位を予測するモデル、確率論の知見等から水防災上のリスクを表現することができます。極端気象に起因する水災害の分析、評価のために観測データの解析及び流出過程のモデル化を行います。また、観測やモデルに起因する降雨流出過程の不確実性やリスクについて、理論的なアプローチを行います。レーダデータなどの気象情報の有効活用や国内外の洪水被害に関する研究を軸に、幅広いテーマを取り扱います。レーダデータは、気象予報などで広く使われるようになってきましたが、未活用の観測データが数多く蓄積されています。これらのデータの統計的な分析を行うとともに、雨が地表に到達し流れる過程をモデル化し、今まで明らかとなっていなかった現象の解明や水災害に対する実用的な防災技術の確立を目指し研究を推進します。研究分野水理学、水文学、防災工学、気象防災研究内容私の研究のポイント工学、情報工学や看護学の知識など、仕事に役立つ技術や知識を深め、社会人のスキルアップ・キャリアアップを支援する講座を開講しています。毎年9月〜12月頃に開催(HP及びパンフレット等でご案内予定)しています。企業の個別課題に合わせ、大学と一緒に作り上げる講座を実施しています。講座のテーマや内容に加え、開催日時・場所などについても調整可能です。実習・実験・グループワークも可能で集合教育に最適です。●キャリアアップ支援講座●企業向けオーダーメイド講座482025年度も社会人向けのセミナーを順次開講予定!〜県大発 社会人向けセミナー2025〜気象データを活用した洪水予測モデルの開発とリスク分析Topics

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