351年生から4年生まで有機化学を中心とした体系的な講義および演習の実施近年、生命科学は目覚ましく発展し、生命現象を工学的視点から研究する生物工学の役割はますます大きくなっています。生物は様々な化学物質を介して活動しています。本学科では、この化学物質を介した生命現象を解明し、化合物の機能や生命現象の機構を利活用する研究を行うため、化学と生物学を重視した教育プログラムを実施します。すなわち、有機化学、生化学、分子生物学を基盤とし、これらを酵素化学、応用微生物学、食品科学、植物工学、生物情報学まで発展させ、幅広い生物工学の知識や考え方を身に付けた人材を育成します。応用生物プロセス学講座微生物工学講座機能性食品工学講座微生物細胞や新開発の酵素を応用し、医農薬などを高効率で生産するバイオプロセス(生産工程)の研究に取り組みます。抗生物質の生産など、医農薬に応用できる自然界の有用微生物を研究します。食品素材や微生物など幅広い素材を対象として健康増進などに役立つ機能性食品を研究します。生物有機化学講座植物機能工学講座有機合成を基盤として、新しい医農薬の創製に向けた有用分子の合成・設計に関する研究に取り組みます。植物が有する酵素や代謝機能を解明し、有用物質生産へ応用する研究に取り組みます。酵素化学工学講座応用生物情報学講座環境に負担をかけない有用物質生産をめざし、タンパク質・酵素の産業利用を研究します。生物情報学(バイオインフォマティクス)に基づき、新たな観点からの微生物学を展開します。生物工学科1.3年生前期までに生物工学の基礎的実験手法を習得し、3年生後期から研究室に配属して専門的な実験・研究ができる教育環境2.充実した先端実験機器をいつでも使用できる研究・教育環境3. Biotechnology生物工学科
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