富山県立大学 研究室ガイドブック2025 工学部・情報工学部
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生物工学科54 Biotechnology41リポート3. ムギ類における抗菌物質の生合成経路の解明や、その生合成  酵素を活用した有用物質生産法の開発を進めています。4. 光合成生物である微細藻類を利用し、CO₂から有用物質を生産  する技術を開発しています。植物機能工学講座教授 野村 泰治植物機能工学講座講師  加藤 悠一植物機能工学講座助教  宇部 尚樹植物は光合成や多様な二次代謝産物生産といった特有の代謝経路をもっています。また、植物は「脱分化」した培養細胞の形で増えることや、培養細胞から完全な形の植物体に「再分化」することもでき、それは植物がもつ「分化全能性」とよばれる能力によるものです。植物機能工学講座では、このような植物特有の機能に着目し、1)有用二次代謝産物の生合成メカニズムの解明と応用、2)植物組織培養と微細藻類における遺伝子組換え・非組換えによる有用物質生産系の開発、の2つを柱とした研究を行っています。研究室がもつ幅広い技術背景に基づき、「化合物」、「タンパク質 ( 酵素 )」、「遺伝子」、「生物(植物体、植物培養細胞、微細藻類)」 のすべてを対象として研究を進められることがセールスポイントです。「植物の代謝に関することなら何でもできる」 オンリーワンの研究室となることを目指しています。先端技術を取り入れながらも、世の中の流行に囚われない独創的な研究で世の中がアッと驚く発見・技術開発を行っています。教員と学生がスクラムを組んで前に進み、ともに研究活動を通して人間的に成長することを大事にしています。1. チューリップに存在する抗菌物質の生合成経路と生理学的機能の  解明や、機能性物質としての応用を目指しています。2. 植物培養細胞における有用物質生産技術を開発しています。研究分野生化学、有機化学、植物細胞工学、分析化学、分子生物学の融合領域研究内容私達の研究のポイント植物特有の代謝機能の解明と有用物質生産への応用

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