富山県立大学 研究室ガイドブック2025 工学部・情報工学部
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教養教育センター (*)(*)(*)(*)Liberal Arts and SciencesLiberal Arts and Sciences58引き上げ法ブリッジマン法 高い圧力を得るためには、どのようにすればよいでしょうか。左の写真は実験で実際に用いる圧力セルの一例です。これを用いると10-100㎜3程度の容積に最大で3-10万気圧 (*)の圧 力を 発 生させることが できます。(世の中にはさらに高い圧力を発生させることのできるものもあります。)高い圧力を加えると、絶 縁 体であったものが金属化し、さらには超伝導性を示すようになるものまであります。圧力は物の性質を操作しうるパラメータの1つです。左図:ピストンシリンダーセル(本体:NiCrAl+CuBe,ピストン:炭化タングステン)右図:ブリッヂマンアンビルセル(KTGセル)(本体:NiCrAl, アンビル:炭化タングステン)教授 室 裕司フラックス法准教授 谷田 博司リポートリポート レアアース を含む新しい化合物を合成し、さらに単結晶を育成し、物性測定を通して重い電子状態 、超伝導、強磁性などの特異な物理現象を示す物質を開発し、その発現機構を解明していきます。レアアースは、4f電子という特別な電子をもつため、超伝導等の物理現象を引き起こすだけでなく、強力な磁石などの機能材料を開発する上で重要な物質です。私は新レアアース化合物の作製、特に単結晶試料の育成と電気抵抗などの物性測定によって、特殊な物理現象や機能発現の原因を解明し、さらに従来材料を超える機能をもった物質を開発します。また、レアアースを含む準結晶の開発も進めています。希土類元素や遷移金属 元素を含む金属間化合物や酸化物を中心に新物質を探索し、それらの基本的性質を解明すべく低温・高圧下での物性測定を行います。必要に応じて装置や測定プログラムの開発も行います。金属や絶縁体、磁性体、さらには超伝導体など、この世には数多の物質があります。それらの性質は一体なぜ発現するのでしょうか。何がそれらの性質を支配しているのでしょうか。1023個の原子が規則的に配列した「結晶」の世界は、途方も無い数の割に単純です。しかし元素の組合せやそれらのナノ配列構造により、実に多彩な性質が現れます。新物質を探索し、その性質を明らかにすることで、新しい世界を開拓していきます。研究分野レアアース化合物、新物質開発、単結晶育成、準結晶研究内容私達の研究のポイント研究分野新物質探索、低温実験、高圧実験研究内容私の研究のポイントいろいろな単結晶育成法で作られたレアアース化合物圧力下での実験8384新しいレアアース化合物の物質開発新物質探索と低温・高圧下での物性実験

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