16環境の時代を創造し、思考する高度な専門技術者を育成します。持続可能な社会の実現に貢献する機械工学の教育・研究を実践します。熱流体工学講座固体力学講座設計生産工学講座材料設計加工学講座持続可能な社会を支えるエネルギーの変換・利用技術の高効率化・高度化と深く関わる伝熱現象や流動現象、熱物性について研究します。電子機器、自動車、産業機械などの信頼性や品質の向上に必要な固体材料の強度や変形について、実験と数値シミュレーションの両面から検討を行い、ものづくりに必要な技術を研究します。人と環境に配慮した機械製品の設計・生産に必要不可欠な、ライフサイクル設計・統合化生産システム・3次元形状処理・適応型機能デザイン技術について研究します。機械材料(金属材料、複合材料、高分子材料)の基礎的性質の理解からその応用、高性能化、製造加工、製品化等について総合的に研究します。機械システム工学科Mechanical Systems Engineering(*)(*)(*)(*)(*)Mechanical Systems Engineering熱流体工学講座教授 坂村 芳孝リポート衝撃波背後の高速気流による物体の運動(左:数値シミュレーション、右:実験)解適合格子法による衝撃波反射の数値シミュレーション(左:密度分布,右:三重点近傍の解適合格子)ごくありふれた存在である空気も高速あるいは高温になると全く違った流動形態を呈するようになります。私達の研究室では、日常の経験が通用しない高速/高温流動現象を解明し、新たな応用分野を開拓することを目指します。これまで、実験や数値シミュレーションによって、大気圏再突入物体への空力加熱 の予測、凹凸面上における衝撃波反射現象の解明、粉粒体と衝撃波との干渉、機能性発光色素を利用した高速流動の可視化計測、衝撃荷重を受けた粉粒体内部の応力伝播解析、感圧・感温発光薄膜の開発、大気圧誘電体バリア放電プラズマ 流れの分光計測、粒子法 による連続体シミュレーション等を行ってきました。最近の研究トピックスは、伝播する衝撃波によって誘起される物体運動や解適合格子法 による衝撃波の数値シミュレーションなどです。研究分野高温気体力学、熱流体工学、衝撃波 工学研究内容私の研究のポイント高速/高温流動現象の解明とその応用
元のページ ../index.html#8