富山県立大学 研究室ガイドブック2025 工学部・情報工学部
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117 Intelligent Robotics80機能ロボティクス講座教授 小柳 健一リポートロ ボ ッ ト や バ ー チ ャ ルリ ア リ テ ィ 技 術 を 看 護福 祉 応 用 ・ リ ハ ビ リ テー シ ョ ン 支 援 に 展 開 します。ロボメカ技術を基盤として、バーチャルリアリティにおけるモノを触った時の力感覚を提示する技術開発を、ハードウェア・ソフトウェアの両面から行います。また、リハビリテーション工学、福祉工学などへの応用を研究しています。バーチャルリアリティは、機械工学、電気・電子工学、情報工学、人間工学、生理学、脳科学、バイオメカニクス、ロボティクスを統合させた学際的分野です。安全で高性能な力覚提示デバイスの開発、機能性材料のメカトロニクス応用、高速高精度制御系のデザインを通じて、バーチャルリアリティ技術を、さらに医療・福祉・健康機器開発へと応用させます。研究分野ロボット工学、バーチャルリアリティ、医療福祉工学研究内容私の研究のポイントカンちゃんロボット開発と看護福祉応用ER流体を用いた筋力トレーニング装置腕のリハビリロボットロボットは幅広く多様な工学分野からなる技術の結晶。革新的な技術開発につながる教育と研究。人工知能、脳科学、自律移動技術などの進展により、社会の基盤となる科学技術は大きな転換期を迎えています。知能ロボット工学科では、ロボットに関わる多様な工学技術を学び活かせるような教育と、福祉支援技術、インタフェース技術、超微細加工技術、知的計測技術など、ロボットに関する革新的な技術開発につながる研究を行っています。機能ロボティクス講座知的インタフェース工学講座精密工学講座知的電子デバイス講座従来の学問領域にとらわれず、高機能なハードウェアとIT・AI技術を統合して、次世代のものづくりに活用される知能ロボット技術の創出を目指しています。視覚・聴覚・音声・ジェスチャなど、人の柔軟で優れた情報処理を解明し、コンピュータやロボットを人のように賢くするインタフェースの実現を目指しています。ロボットが活躍する生産現場や先端医療・看護・福祉への応用を実現するため、加工情報処理や知的計測の基礎研究とその応用技術の開発を目指しています。未来のロボット技術に必要となる、革新的なマイクロセンサ技術や半導体デバイスの開発を目指しています。知能ロボット工学科 Intelligent Roboticsロボット開発ロボットの通信と制御ロボット開発ロボットの通信と制御知能ロボットの創生機能ロボティクス講座機能ロボティクス講座ロボットロボット精密工学加工情報処理技術知的計測技術精密工学加工情報処理技術知的計測技術精密工学講座精密工学講座機 械機 械知的情報処理ヒューマンインタフェース生体情報処理知的情報処理ヒューマンインタフェース生体情報処理知的インタフェース工学講座知的インタフェース工学講座情 報情 報環境適応ナノ材料健康モニタリング計算化学環境適応ナノ材料健康モニタリング計算化学知的電子デバイス講座知的電子デバイス講座電 子電 子知能ロボット工学科バーチャルリアリティ医療福祉工学

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