知能ロボット工学科122 Intelligent Robotics123 Intelligent Robotics83知的インタフェース工学講座教授 MOKHTARI Parham(モクタリ パーハム)知的インタフェース工学講座准教授 森重 健一リポートリポート音声信号から声道形状をリアルタイムに推定するソフトウェアシミュレーションによって計算された耳介の共鳴特性ヒトは音を使って言葉だけでなく感情も伝達し、また音を聞いて自分の周りで何が起きているのかを理解します。将来のロボット・インタフェース技術は、声から伝わる話者の感情に対処したり、音から周囲の環境を把握する必要があります。私の研究は、音声生成と立体音響に関する人間の生物物理学的システムのメカニズムを明らかにすることによって、音響インタフェース技術を向上させることを目的にしています。そのために、声道形状や耳介形状のコンピュータモデリング、ならびに音響シミュレーションなどの計算手法を研究しています。将来のロボットは、人間とより自然にそして共感的に対話でき、人間と同じように音から周囲の状況を把握できるようになるでしょう。運動や視覚的注意に関する脳の仕組みを明らかにするとともに、得られた知見に基づき脳活動でコンピュータやロボットを制御するインタフェース(Brain‒Machine Interface: BMI)の基礎研究を行っています。脳波・脳磁図は脳の神経活動に伴って生じる信号であり、計測される信号の中には運動・判断に関する有益な情報が詰まっています。しかし、それらに含まれる脳活動の信号は極めて小さく、様々なノイズに埋もれています。この研究では、脳活動を反映した信号を取り出したり、解読する技術の開発に取り組んでいます。また、この技術を応用することで、日常生活のようなノイズが多い環境下でも利用可能なBMIの開発を目指しています。研究分野音声科学、音響信号処理、生物物理学、音響インタフェース研究内容私の研究のポイント研究分野計算論的神経科学、認知神経科学、生体情報工学研究内容私の研究のポイント音声生成と立体音響の生物物理学的モデリングとシミュレーションブレイン・マシンインタフェースの開発
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