富山県立大学 研究室ガイドブック2025 工学部・情報工学部
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環境・社会基盤工学科電気電子工学科用語の解説頁本文中の用語14組織制御14固相接合15ソフトロボット15Auxetic 構造16スマート社会16高速シリアルリンク16チップレット17インバータ17SiC17移動度17ホール効果測定20ナノフォトニック素子20蛍光寿命22ビッグデータ23電磁ノイズシールド法25エンドトキシン26ケミカルコミュニケーション30衛星リモートセンシング30合成開口レーダ30コヒーレンス31気象モデル31臨床環境学31社会工学32衝撃弾性波法32河床・流路形態92材料は原子の集団によって構成され、ある組織を形成しており、この組織をコントロール(制御)する手法を意味する。固体状態で接合する手段を意味する。生体システムが持つ「やわらかさ」を指向したロボット。ゲルやゴム素材から構成されており、柔軟な動きが可能になる。ある物体を引き伸ばしたとき、力の方向と垂直な方向も縮まず、全体が広がる性質を有する特殊な構造。社会インフラをベースに様々なモノがつながり、それらが情報のやり取りをすることで、賢く制御・管理できる社会を意味する。シリアルリンクは、電気通信において、伝送路を介してデータを1ビットずつ逐次的に送ることをいい、それを高速(高周波数)で行うものを、高速シリアルリンクと呼ぶ。チップレットとは、集積回路(IC)における CPU やメモリなどの要素ブロックを個々にチップ化したもの、あるいはそれらをインテグレーションによって 1 つの IC にする設計・製造概念を指す。直流を交流に変換するための装置のことで、パワー半導体デバイスと電気回路の組み合わせからなる。シリコンカーバイドと呼ばれる、Si(ケイ素)と C(炭素)からなる半導体材料。Si よりも優れた物性値を持っている。半導体中の電荷をもった粒子の動きやすさを示す指標。磁場中で半導体に電流を流したとき、それと直交する方向に発生する電圧を測定することで移動度などの値を得る手法。光の波長以下の微細構造を持つ光学フィルターで、天然の素材では実現できない機能や性能を設計して作製することが可能。物質が発光するにはエネルギーが必要。エネルギー供給を止めてから発光の強さが約 37% に下がるまでの時間が蛍光寿命。情報通信技術の発展で収集・蓄積可能となったインターネット、消費行動などの超大量データであり、異常検知や予測に期待される。電磁波ノイズの影響を軽減する方法。グラム陰性菌の細胞膜に含まれる多糖類で、細胞の増殖や死に伴い環境中に放出される。大量の吸入は呼吸器疾患などの原因となる。情報化学物質(フェロモン、アロモン、カイロモンなど)を介して同種や他種の個体に影響を及ぼすこと。地球表面からの太陽光の反射やレーダー波の反射を衛星搭載センサで捉えることにより地表面の状況を明らかにする技術。マイクロ波レーダによって地表面を観測する装置。地表面各地点からレーダに向けて散乱されるマイクロ波を観測する。電磁波の位相変化の連続性を示す値。位相変化が空間的あるいは時間的に連続的であればコヒーレンスは高くなる。大気の空気・水蒸気・熱の移動を 3 次元で計算する数値モデル。天気予報や台風の進路予測等に使用される。持続可能な発展に向けて、診断から治療まで一貫して、分野横断かつ社会連携型で問題の特定・共有と解決策の立案実施を繰り返す環境学。数理・論理を踏まえ、他者と自己の価値観を明らかにしようとし、そして様々な方法で自己表現することを重視する社会制度の工学。ハンマなどによりコンクリート表面を打撃して、コンクリート中に弾性波を伝搬させ、これを振動センサによって受信する非破壊試験手法。交互砂州や複列砂州、蛇行流路など。用語の解説

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