富山県立大学 研究室ガイドブック2025 工学部・情報工学部
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環境・社会基盤工学科生物工学科教養教育センター医薬品工学科用語の解説頁本文中の用語32UAV32Eco-Engineering36物質変換法37メタゲノム45超分子45オミクス45質量分析法45レーザー脱離イオン化45質量分析イメージング45LC/MS45断片化法45CVD48代謝物49キメラ49AAV ベクター50固定資本体系50ポスト古典派接近法50新オーストリアン接近法54血管内皮機能55CKD55MICE55HIIE55視 覚 運 動 プ ラ イ ミ ン グ(VMP)現象55マスキング56非線形現象 93無人航空機(UAV は unmanned aerial vehicle の略)。ドローンとも呼ばれる。生物の存在による生息環境の改変(砂州上への植生の侵入によって細粒土砂の堆積量が増えるなど)。原料となる物質(化合物)から異なる物質へと構造を変化させること。安価に入手可能な物質から有用かつ高価な物質を作り出すことが望まれている。多種多様な菌が共存している環境や状態に存在する DNA を指す。環境 DNA とも呼ばれる。メタゲノムを解析すれば、培養できない菌や死んでしまった菌の DNA 情報を得ることができ、貴重な遺伝子資源と考えられる。全体としてカラクリ仕掛けのように機能するように、複数の素子を相互に影響し合うように組み上げた人工的な分子のこと。生体内の分子全体を網羅的に研究する学問である。オミクスは、プロテオミクスやメタボロミクスも含んだ学問領域である。原子や分子をイオン化して、そのイオンの質量電荷比(m/z、m:質量、z: 電荷数)を測定する手法である。レーザーを利用して、試料成分を気相に脱離してイオン化する手法である。主に質量分析のためのイオン化法として用いられている。質量分析法を用いて生体組織切片上の成分の質量情報と位置情報を同時に得る手法である。植物や材料の表面を分析する場合もある。液体クロマトグラフィー質量分析法のこと。液体クロマトグラフィーで分離した試料成分をオンラインで質量分析する手法である。質量分析法における断片化法は、分子イオンを分解して得られたイオンを解析することで、分子イオンの構造を推定する手法である。化学反応や熱による分解反応等を利用して、気相中または材料表面上で薄膜を調製する化学蒸着法のこと。 医薬品や食品成分を摂取した際に、主に肝臓で生成される化合物。自身とは異なるゲノムを持つ細胞が混在した生物を指す。図中の移植された PGC を受け入れたニワトリがキメラニワトリである。アデノ随伴ウイルスベクターの略称名。ヒトの遺伝子治療用のウイルスベクターとしても最近注目されている。機械設備(≒固定資本)を明示化した生産価格システム。経済システム内の各産業の相互依存関係を基礎とする生産過程への理論的接近方法。生産過程を過去労働への還元によって表現する理論的接近方法。動脈の血管壁は三層構造になっており、一番内側の膜である血管内皮は血管の拡張・収縮に重要な役割を果たしている。血管内皮機能は主に血管の拡張機能を反映する指標であり、動脈硬化の早期にはこれが障害される。慢性的に経過した腎臓病のこと。一定時間運動を続けることができ、自覚的に「きつい」と感じない程度の強度のこと。短い時間に大きな力を発揮する程度の強度のこと。視覚認識において、先行するパターンの運動によって後続するパターンが同方向に運動して知覚される現象。視覚認識において、先行するパターンによって後続するパターンに対する感度・視認性が低下する現象。線形現象とは、入力と出力が「比例」関係をもつ現象のことである。そして、線形現象でないものを非線形現象と呼ぶ。ちなみに、「線形」は「線型」と書くこともある。用語の解説

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