頁圏教養教育センターデータサイエンス学科用語の解説本文中の用語56代数学56幾何学56解析学56非摂動的数理解析手法 56・57ニュートリノ56暗黒物質57反物質57インフレーション57素粒子標準理論57電弱相転移57電子輸送現象58準結晶58レアアース58重い電子状態58・59遷移金属5810 万気圧6062分子認識62花生態62生活史62浸透性交雑63平行進化66情報数理66OR66データサイエンス94ここでは、文字式がもつさまざまな性質や公式のことだと思って下さい。ここでは、図形がもつさまざまな性質や公式のことだと思って下さい。ここでは、微分積分学や数列のことだと思って下さい。ここでは、非摂動的とは「厳密な計算が可能である」ということであり、数理解析 とは 「計算に基づいた考察」であると思ってください。電子のきょうだいのような素粒子だが、電子と異なり電気を帯びていない。相互作用が弱く、地球でさえもほぼ素通りする。宇宙の中で、光子の次に多い素粒子。弱い相互作用という力を感じ、中性子のベータ崩壊で存在を予言された。光では観測できない物質だが、この宇宙の中には通常の物質の 5 倍程度も存在することが分かっている。正体や詳しい性質は未だ不明。我々を構成する物質と電荷の絶対値は等しいが符号は反対で、それ以外の性質がまったく等しい物質。近年の宇宙観測結果を説明するため、宇宙が生まれてごく初期に指数関数的な膨張をしていた時期がある、という理論的予言。クォーク、レプトン、ゲージ粒子、そしてヒッグス粒子といったこれまでに発見されている素粒子の運動を記述する理論。物質の質量の起源である現象。2012 年に発見された標準模型最後の素粒子であるヒッグス粒子がその役割を担う。金属中を電子が流れる現象を総称してこう呼ぶ。電流を流すと電圧降下が生じる電気抵抗が有名だが、磁場中で生じる磁気抵抗やホール効果、電子が熱を輸送する現象である熱伝導など、多彩な電子輸送現象があり、それぞれが金属中の伝導電子について異なる情報を与える。原子が規則正しく整列している結晶と無秩序に集まっている非晶質の間に位置する、特殊な原子配列をとる固体。第3の固体形態とも呼ばれている。日本語では希土類。原子番号 57 のランタンから 71 のルテチウムまでの元素の総称。強力な磁石や自動車の排ガス触媒など、多方面に使用されている。結晶中を自由に動き回れる伝導電子が、希土類がもつ 4f 電子の影響を受けて低温で動きにくくなることで、電子の質量が見かけ上 100 倍以上に重くなる現象。周期表の 4 族から 10 族までの金属元素の総称。鉄 (Fe) やプラチナ (Pt)、金 (Au) など、重要な元素を多く含む。10万気圧=水深約100万m。地球最深部の海溝でも水深約1万m。ちなみに地球内部は約400万気圧の超高圧の世界。関係性も考慮したグループ分けのこと。ある分子(ホスト分子)が別の分子(ゲスト分子)と弱い分子間力で会合すること。花のつぼみが開いてから閉じるまでにそこで起こる事象。花の一生とそれに関わる動物などとの相互関係を示す。植物の種子の芽生えから開花・受粉、そして結実し、種子が生産されまでの一連の過程。植物の一生。異種間の交雑の結果生じた雑種が、一方の親種と戻し交雑した結果、その親種にもう一方の親種の遺伝情報が混ざること。生物の進化現象の一つ。遺伝的に異なる種や集団で似たような形質が進化すること。情報(やコンピュータ)と数学の融合。オペレーションズ・リサーチ(Operations Research の略)は、数学的・統計的モデル、アルゴリズムの利用などにより、計画問題に最も効率的な決定をする科学的技法。大量のデータから、確率、統計、計算機科学などの手法により、情報、関連性、ルールなどの導出。用語の解説
元のページ ../index.html#96