富山県立大学 研究室ガイドブック2025 工学部・情報工学部
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データサイエンス学科用語の解説頁本文中の用語66フィジカル・サイバー空間66スパイラル共進化67システム67最適化67創発的計算67マルチエージェント・シミュレーション68LiDAR68リスク解析69システム神経科学69行動生物学69非線形物理学Caenorhabditis elegans(C. elegans )6969ニューロン(神経細胞)69シナプス69カルシウムイメージング69オプトジェネティクス(光遺伝学)69データ駆動69モデル駆動69群知能69進化計算71虚血性心疾患71単純 X 線71CT71生成 AI71冠動脈95実世界(フィジカル空間)とインターネット上の多様なサービス・サプライチェーンやコミュニティ(サイバー空間)。一つの要因の変化が引き金となって別のそれに関連する要因が次々に変化することで、正(または負)の螺旋状に循環的した進化。多数の構成要素が有機的な秩序を保ち、同一目的に向かって行動するもの。与えられた制約を満たす中で評価が最も良くなるような解を求めること。局所的な相互作用とその大域的な秩序形成の双方向な動的過程をアルゴリズムとして表現したもの。多数の意思決定主体 (= エージェント ) の行動ルールとエージェント同士の相互作用をモデル化しシミュレーションすること。Light Detection and Ranging の略称。レーザーを照射して対象物までの距離や形状を計測する技術。否定的な事象が発生する可能性の大きさ、発生時の影響の大きさなどを統合し、評価すること。神経現象の起源を、遺伝子から分子、ニューロン、神経回路、脳全体に至るまで、複数の階層にわたって「システム」の観点から研究する分野。生き物の行動パターンがどのように環境への適応と関連しているかを研究する生物学の一分野。入力と出力が単純な比例関係(線形性)を持たないシステム(非線形システム)を扱う物理学の一分野。生物学者シドニー・ブレナー(2002 年ノーベル生理学・医学賞)により発生生物学と神経科学のモデルとして採用された線虫の一種。脳や神経系を構成する,情報処理と通信に特化した細胞のこと。ニューロンは電気的あるいは化学的シグナルで互いに連絡する。ニューロン間の情報を連絡する結合部位のこと。電気シナプスと化学シナプスの2種類に大別される。細胞内カルシウムイオンの濃度に応じて蛍光を発するタンパク質を用いて,ニューロンの活動状態を光で可視化するテクノロジー。光に応答して開口するチャネルをニューロンに発現させることで,光を用いて神経活動の状態を操作するテクノロジー。統計学や機械学習を用いて,大量のデータからパターンや法則を見出そうとする発見的アプローチ。理論モデルの構築とその解析を通じて,現象の背後にある数理的構造を理解しようとするアプローチ。生き物の群れの生態に見られるような個体間の局所的な相互作用から群れ全体の働きが発生すること。生物の進化や生態に着想を得た最適化問題を解くためのアルゴリズム。心臓に血液を送る動脈が狭くなったり(狭心症)詰まったり(心筋梗塞)して血流不足により心筋が酸素不足となる疾患X 線が体内を透過する際の吸収差を利用して画像を作る検査。一般的に言われるレントゲン撮影のことComputed Tomography(コンピュータ断層撮影)の略。体を透過した X 線の吸収差をコンピュータで計算して体の輪切りの画像を作る。機械学習の一分野で、様々なコンテンツで与えられたデータやパターンから新たなデータを生成する能力を持つ AI 技術心臓を取り囲むように走行し、心筋に酸素や栄養を供給する重要な血管用語の解説

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