AB 47Nursing Science and Practice48Nursing Science and Practice研究分野地域看護学:公衆衛生看護学 事業評価 キャリア支援研究内容私の研究のポイント研究分野地域看護学:公衆衛生看護学・精神保健・介護予防研究内容私の研究のポイント29地域看護学講座教授 越田 美穂子地域看護学講座教授 清水 暢子リポート事業実施にあたり保健師を中心とした各課の横断的連携と関連組織との効果的連携体制を研究し、その結果を図にまとめました。リポートA.音楽と鳴子を使った運動介入A.Bの運動介入を、3ヶ月間、週1回60分、高齢者サロンで実施した結果、脳血流量と神経連絡通路の活性化に差がみられた。また、Aは有意な認知機能評価の改善もみられた。B.カウントのみの運動介入主に自治体保健師の人材育成プログラム開発や保健師が行う保健事業の効果評価を行っています。また地域福祉施設(*)での認知症高齢者へのユマニチュードⓇ技術を活用した効果的な支援の評価を行っています。地域の専門職や住民、関係機関と協働で研究を進めています。最近は、富山県後期高齢者医療広域連合と共同で、「介護予防と保健事業の一体的実施」事業での自治体内外の連携について研究を行いました。また認知症支援の研究では、当事者や施設支援者への介入効果だけでなく、地域への波及効果等の公衆衛生看護の視点や、本学工学部と連携した工学的視点を導入して分析を行い、地域保健活動での実践効果の可視化を目指しています。認知機能の低下予防活動の効果を簡便に評価する方法を構築するために、高齢者サロンで介護予防教室に参加する高齢者を対象に近赤外分光法(NIRS)(*)を実施し、それが活動評価の指標として役立つか否かを分析しています。地域の高齢者が参加している、介護予防(*)教室では、運動や音楽、ダンス、パソコン教室やマージャンなど、多くの予防的介入が実施されていますが、実際にそれが効果を発揮しているのか明確ではありません。そこで、近赤外分光法(NIRS)を使用した効果測定方法を国内外の高齢者サロンへ行って測定、分析し、生活背景の違う様々な場所で、高齢者への認知機能(*)低下予防活動の評価方法の確立に努めています。地域保健福祉活動の評価と人材育成近赤外分光法の認知症予防への応用に関する研究
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