富山県立大学 研究室ガイドブック2025 看護学部
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本文中の用語用語の解説頁3320シミュレーション教育20乳児20コミュニケーション技法20リフレクション機能21臨床推論22心拍変動解析22未定頸乳児22下部尿路機能22超音波画像診断装置(エコー)23気づき23切れ目のない支援23父親モデル24高年初産婦24産科的ハイリスク24ヘルスリテラシー25ジョイント・インタビュー26介護負担感Potentially harmful behavior(PHB)2626メンタルヘルス27在宅訪問27退院支援親族を介護した結果、介護者が情緒的・身体的健康、社会生活および経済状態に関して感じる苦悩の程度。実際の病院などでの場面を疑似的に作り、模擬的に想定した体験から学習者が学びを深めることを目的とした教育である。児童福祉法では1歳未満と定義するが、本研究では、まだ首がすわる前の3カ月頃の赤ちゃんを対象とする。人が互いに意思・感情・思考などを伝え合うための技術や態度のことである。まだ会話ができない赤ちゃんとの意思疎通も含む。自分の行動を振り返り、改善を図るための機能。本研究では、乳児人形が受信したデータを可視化する工学的な機能のことである。臨床推論とは、臨床現場の状況に対し、様々な知識や経験に基づいて解釈や分析を行い、意思決定する思考の過程。心拍変動解析(HRV)は心臓の自律神経機能評価の指標とされている。頸がまだすわっていない乳児のこと。「頸がすわる」とは後頭部を支えなくても首がぐらつかないことをさす。腎臓でつくられた尿を膀胱に溜める蓄尿機能と、膀胱に溜まった尿を体外に排出する排尿機能。身体に超音波(人間の耳では聞こえない高い周波数の音波)をあて、体内の臓器からはね返ってくる超音波を映像化する検査。看護師は気づき・解釈・反応・行動のプロセスで臨床判断に基づきケアを行う。気づきは、最初の予期に基づく初期把握である。子どもが健やかに育つ社会の実現に向けて、妊娠期から・出産・子育て期にわたって関係機関が連携して継続した支援を行うこと。自分の父親や友人、周りの父親など、父親自身が目指す父親像や手本。初めて出産する満35歳以上の女性。妊娠、出産、産後において母体または児に健康上の問題や合併症を悪化させる危険性があるなど何らかのリスクを伴う状態。健康や医療に関する正しい情報を入手し、理解して活用する能力のこと。重要な関係性のある2者に同時にインタビューを行うインタビュー方法、2者の相互作用を見ることが出来る。介護者が潜在的に、被介護者に対して精神的・肉体的苦痛を与えうる言動。怒鳴る、荒い口調を使う、無視する、揺さぶるなど。こころの健康状態のこと。精神的健康とも称される。療養環境を把握し、退院に向けての準備や退院後の療養生活の支援するために、病院看護師が退院前や退院後に患者宅を訪問すること。患者自身が病気や障害を理解し、退院後も必要な医療・看護を受けながらどこで療養しどのような生活を送るのかを自己決定する支援。用語の解説

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