札幌医科大学 大学案内 LEAP 2026
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学部長あいさつ医学部Saito Tsuyoshi011SAPPORO MEDICAL UNIVERSITY LEAP 2026医学部長 齋藤  豪 コロナ禍もようやく終息し社会もほぼ平常を取り戻したように見えますが、コロナの感染者はいまだに減らず、附属病院では時に重症患者が入院され気を抜けない日々が続いています。����年は札幌医科大学の前身の女子医専が設置されてから��年、新制の大学となって��周年にあたります。人間でいえばほぼ平均寿命に達した感じです。大学としては成熟期に入っているといっていいでしょう。また、����年には附属病院のリニューアル工事も終了し大学キャンパスの一連の工事が終了いたしました。あとはエネルギーにあふれた学生諸君により札幌医科大学が���年に向けて発展出来る事を確信しております。 医学部を卒業するとほとんどの人は医師になるわけですが、その進路は様々で臨床医学、基礎医学、公衆衛生などがあります。しかしいずれの分野に進んでも、そしてどこに住んでいても一生涯勉強し続けなければなりません。医療は絶え間なく進歩しており医師はそれを学ぶことを怠った瞬間に取り残されてしまうからです。札幌医科大学医学部は大学在学生ばかりではなく卒業生に対しても学習のためのサポートをし続けます。また、良い医療を提供するためには、知識のみではなく様々な医療スタッフとチームを組み、最善の治療方針を決定していかなければなりません。医師はそのチームの中では常にキャプテンである事を求められます。そのためには学生時代から部活動、ボランティア活動などを通じ、判断力やコミュニケーション能力を養う努力は必要です。 札幌医大は有意義な学生生活を送るためのソフト、ハードの面でのサポート体制も整備されております。あとはエネルギーにあふれた皆様を迎え、札幌医科大学が新しい時代に向けて発展出来る事を確信しております。札幌医大は開基80周年を迎えました。

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