札幌医科大学 大学案内 LEAP 2026
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□SAPPORO MEDICAL UNIVERSITY LEAP 2026068第 4 学年まとめ□第 1 学年第 2 学年達成目標:課題を探る□□健康教育メディカル・カフェ達成目標:支援を考える□□地域資源探索地域診断地域医療合同セミナー�地域医療合同セミナー�実習地:留萌、別海、稚内健康教育セミナーおよびメディカル・カフェ(�月~�月)達成目標:「地域の健康課題を知りヘルス・プロモーションを行う」●健康教育セミナー ●メディカル・カフェ地域滞在型実習学内教育(講義・演習)達成目標:関心を持つ□地域医療に関する講義□グループワーク地域医療の振り返り 北海道は全国の約��%の面積を持つ広大な土地を有しています。一方、医療従事者は都市部に偏在し、地域医療従事者の確保が難しく、地域の医療は疲弊し、過疎地に暮らす人々に不安を与えるなど、社会問題となっています。また、高齢化に伴う要介護者の増加、生活習慣病の増加、疾病構造の多様化・複合化に加え、患者の権利意識、高度医療の要望などが背景にあり、現代の健康問題に対して、疾病の診療、予防にとどまらない幅広い医療活動が求められています。本学ディプロマ・ポリシーには、高度な知識と人間性を有する医療人として、将来地域社会に貢献できる人材育成を謳っています。この目的のための取組の一つとして平成��年度より�学科(医学、看護、理学、作業)合同の地域医療教育(多職種連携教育)を実施してきました。医療人育成センター教育開発研究部門教員が中心となって運営しています。 ここに紹介している地域に滞在して行う実習は、地域の医療・福祉現場での体験を通して、多職種がチームを組んで患者・対象者中心に考える重要性を学び、自身の専門職としてのかかわりや地域の課題解決策を考える機会になっています。参加した学生は、地域の多くの方々の協力の下、人との信頼関係を築くことがいかに大切かを学んでいます。地域滞在型実習学内教育(講義・演習) 第�学年では、地域医療を展開するために必要とされる基本的な知識を獲得すること、パートナーシップを形成する基本的態度を身につけること、北海道の地域医療課題への関心を深めることを目的としたプログラムが組まれています。道内の地域医療従事者の方を迎えておこなうグループワークを通して、将来、医療人としての地域医療に従事するための素地を養います。上級学年の地域滞在型実習に同行する機会があります。 地域住民に対する健康教育の理論と方法を学び、企画、立案を行い、実習地でヘルス・プロモーションのための健康教育セミナーやメディカル・カフェを行います。地域医療基礎実習第 1 学年地域医療基礎演習地域医療合同セミナー健康教育セミナー�月:�~�日間メディカル・カフェ第 2 学年地域密着型チーム医療実習�月:�~�日間第 3 学年地域滞在実習を通して地域の医療現場で多職種連携を実感医学部・保健医療学部�学部合同の地域医療教育(地域滞在実習)

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