札幌医科大学 大学案内 LEAP 2026
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SAPPORO MEDICAL UNIVERSITY LEAP 2026070Sumi Ayako鷲見 紋子医療人育成センター長教養教育研究部門教育開発研究部門入試・高大連携部門応用情報科学部門 医療人、医学・保健医療学研究者が身につけるべき学修態度・知識・能力・探究心を高めるために必要な教養教育・専門前教育・専門教育を行うとともに、学術研究による学問発展への貢献を目指します。さらに、社会の変化に対応できる柔軟な思考力と課題解決能力を養う教育の充実にも努めています。 大学機能を発展させるため、医学・保健医療学教育活動強化を目的とした調査・研究を行います。科目横断的な教育を運営し、卒前・卒後一貫教育プログラムを作成・評価することで、高度な医療技術を有し、高い医療倫理を持つ人間性豊かな医療人育成を目指します。また、最新の教育手法やデジタル技術を活用した効果的な学習支援の開発にも取り組んでいます。 医学部及び保健医療学部の入学者選抜の実施とそれに関わる検証・評価を行います。高校訪問、オープンキャンパスなどの高大連携の推進を一体的に行い、医学・保健医療学教育の実際、診療実績、研究成果、社会貢献等、札幌医科大学の魅力を発信します。加えて、高校生が医療現場への理解を深められるオープンキャンパスの実施にも力を入れています。 医療情報システム、人工知能などに関する教育、および医療情報学の知見とICT(Information and Communication Technology)を活用した先進的な医学・保健医療学研究を行います。また本学に必要とされるデジタル化の推進に貢献します。さらに、電子カルテの利活用や遠隔医療支援など、実践的な情報技術の導入・活用を支援し、医療現場の効率化にも寄与します。 医療の現場は高度化し、多職種が連携するチーム医療の重要性がますます高まっています。当センターは、医学部と保健医療学部と連携しながら、その変化に対応し、学生から医師・看護師・理学療法士・作業療法士などの医療人が最新の知識とスキルを身につけ、質の高い医療を提供できるよう支援することを使命としています。 当センターには4つの部門(入試・高大連携、教養教育研究、教育開発研究、応用情報科学)があり、入学前は高大連携と入試選抜、入学後は教養教育、教育方法の研究開発、両学部共通カリキュラムの設置、教育に関する多様な情報の収集・分析を行い、卒前・卒後の一貫教育に取り組んでいます。 私たちは、医療の知識や技術の修得だけでなく、倫理観や人間性を重視し、患者に寄り添う姿勢を養うことを大切にしています。また、チームワークやコミュニケーションスキルの向上にも重点を置き、医療現場での協力と効果的なコミュニケーションを促進していきます。皆さんが夢を叶え、医療の最前線で活躍する未来を、共に歩んでいけることを心から楽しみにしています。医療人育成センター

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