滋賀医科大学 大学案内 2023
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│在│学│生│の│声│19 地域医療や地域包括ケアの重要な担い手となる看護師を育てることを目的としたコースで、本学の看護学科と附属病院看護臨床教育センターとが共同で育成を担当します。 2015年度に新卒の訪問看護師を育成することを目的に、滋賀県の委託事業として開始されたのが始まりです。2019年度入学生から正規のカリキュラムに位置付けられました。看護師課程でも地域医療や在宅看護学は学びますが、このコースでは、大学卒業時の地域医療実践力を高めるため、訪問看護事業所での個別ケアに関する積み上げ実習のみならず、コミュニティケアや地域包括ケアシステムなど、地域を支える医療活動や看護活動について広く深く学びます。受験生のみなさんへVOICEVOICE 少人数であることから、先生方も一人一人に対して丁寧に指導してくださり、地域医療について深く学ぶことができるコースです。このコースを履修しなくても在宅の実習はありますが、在宅での看護を想定したケアの方法をみんなで考え実践したり、実際の退院前カンファレンスを見学させていただいたりなど、このコースならではの演習や実習が魅力的です。また、地域で働く様々な職種の方の講義からも多くの学びがありました。知識が増えることによって、看護においての視野が広がったように感じています。もし地域医療に少しでも興味があれば、ぜひ参加してみてほしいと思います。 私は患者さんに必要としてもらえる看護師を目指し、滋賀医科大学に進学しました。私は、受験は個人戦であると思っていましたが、長期休暇に一人で受験勉強をしていると、悩み、不安になりました。この経験から受験は団体戦であると強く感じました。皆さんも悩み、不安になることが多々あると思いますが、そのときは周りにいる友達や家族、先生を頼ってください。きっと悩みや不安が軽くなります。 これからも勉強などで大変な日々が続くと思いますが、自分や周りにいる人を信じて努力を積み重ねてください。滋賀医科大学で皆さんにお会いできることを楽しみにしています。看護学科 第4学年 伊藤 野々花滋賀県立石山高等学校出身看護学科 第1学年 藤田 彩那滋賀県立米原高等学校出身地域医療実践力育成コース(10名)~ 地域医療を担う看護師を育てる ~地域医療実践力育成コースでの学び受験は友達、家族、先生と挑む団体戦

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