滋賀医科大学 大学案内 2023
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│在│学│生│の│声│国際交流・地域交流22 同窓生や地域住民が「里親」「プチ里親」となって滋賀県の魅力を伝え育てることで、学生が「自ら望んで地域医療に携わる医療人」として成長することを見守っていこうとする取り組みです。 活動としては、滋賀県内の病院や診療所、史跡名所の訪問をとおして地域の方々との交流ができる宿泊研修を年に2回実施しているほか、学生の希望にそった講師を招き座談会形式の講義なども定期的におこなっています。 滋賀県民の生活や文化・自然を理解し「滋賀県が好き」な医療人を育てることで、地域における医師・看護師不足の解消を目指しています。VOICE「卒業後の自分を考える」連続自主講座(認定NPO法人滋賀医療人育成協力機構との共催で、学生が希望する講演テーマについて、先輩医師・看護師の講演会を行った)※7月・12月にオンラインにて開催里親・プチ里親対象の学外研修会・意見交換会(里親・プチ里親と里子との交流会)※2月にオンラインにて開催夏期は未実施 私が里親支援制度について知ったのは入学後ガイダンスの時でした。私は生まれてから一度も関西に住んだことはありませんでしたが、「せっかく滋賀県に何年も身を置くのだから、この土地や人々に親しみたい」という思いで参加することにしました。昨年度、私は里親である医師の先生のところにお伺いすることもできました。先生が滋賀医科大学の学生であった時のお話を伺うことができ、学生生活を楽しむための心得を教えていただきました。閉鎖的なコミュニティになってしまいやすい医学部の学生生活において、学生とは異なる視点を持つ里親やプチ里親の方々と関わりを持てることがこの制度の魅力であると思います。医学科 第3学年 多賀谷 光私立栄東高等学校出身地域「里親」による学生支援事業主な活動医療と歴史・文化を学ぶ宿泊研修(街中の散策、地域中核病院の見学、地域の医療機関で働く医師・看護師の講演会や交流会など)〇甲賀市・湖南市方面 3月17日(木) 実施※令和3年度については新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け滋賀にゆかりのない学生もウェルカム!

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