滋賀大学 データサイエンス学部
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あらゆる業界で必要とされるデータサイエンティストへ。データに基づく意志決定が重要視される傾向は強まっており、データから知見を見出すことのできる人材が求められています。滋賀大学ではデータにふれる機会が多いので強みとなるでしょう。コミュニケーション能力や粘り強さといったビジネススキルを高めることも大切です。さまざまなことに興味をもち、周りの人と切磋琢磨しながら学んでください。データ分析を行うことにより、担当する企業等へ課題解決策を提案します。塩野義製薬(株) 医薬開発本部 解析センター DataScienceグループ長北西 由武さんデータリテラシーをもつ人材が多くの企業で必要とされています。企業の声2019年4月開設のデータサイエンス研究科では、ベンチャーを含む中小企業や大企業・政府を問わず、各分野で求められているレベルのデータサイエンティスト育成をめざします。企業などとの共同研究に参加することも可能で、課題の発見からデータ収集・分析を行い、その結果に基づく業務改善提案や新たな知見の発見など、データから価値を創造するための一連の過程を実践します。大学院 データサイエンス研究科コンサルティング会社世界最先端の研究開発に携わる研究者。研究機関において、データサイエンスをさらに発展させるためのAI技術開発などに従事し、より複雑な分析技術や方法論の構築をめざします。研 究 者企業内で自社の課題を専門的なスキルを活かして解決したり、コンサルティング会社において、クライアントとなる事業会社の課題解決を提案。ベンチャー企業での活躍も期待されます。専 門 家マーケティングスタッフや製造現場スタッフなど、就職先に応じてそれぞれが蓄積したデータを業務改善に役立てることのできる人材。データ分析だけでなくビジネス全般の理解も求められます。ビジネスパーソンresearcherexpertbusinessperson010203医療統計データを用いて、診断システム開発や新薬開発などにつなげます。医療・製薬IoTやAIなどを活用し、製造現場を改善したり新たなサービスを作ります。メーカー金融サービスとITが融合するフィンテックといった金融商品を開発します。金融・サービス膨大なデータから、社会・環境の把握、政策立案、政策評価などを行います。官公庁高度な知識・スキルを活かしてデータサイエンスの研究開発に取り組みます。研究機関・研究所蓄積されたデータを活かし、社会に必要な新しい情報システムを構築します。IT企業時代の変化により新たな仕事や業界が生まれ、活躍の場が広がる可能性も。まだ存在しない業界卒業後の進路データサイエンス学部では、想定される職種を「研究者」「専門家」「(データサイエンスに強い)ビジネスパーソン」の3つに大きく分けて考えています。能力や価値観に応じて将来の進路を選ぶことができるほか、活躍できる場所も多岐にわたります。さらに専門的に学びたい人のために大学院進学を選ぶことも可能です。16

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