滋賀大学 データサイエンス学部
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2014年、サッカーワールドカップで優勝したドイツが対戦国のデータを専任アナリストが分析し、活用したという新聞記事を目にし、スポーツデータに関心を持つように。データ分析能力を身につけられる日本初の学部であることから入学しました。分析の視野を広げる文系科目の授業や実践の場も多く、全国の情報系学部の学生が集う「スポーツデータ解析コンペティション」に参加。バスケットボールのポゼッションから見る試合の要因を分析しました。自分の考えた仮説が結果として現れるのがデータ分析の醍醐味ですね。将来はサッカーのデータ分析の仕事に就くことを考えています。小西 秀明さん2年 海南高等学校(和歌山県)高校では理系でしたが、興味範囲は文系。文理に分けられてしまうことに疑問を感じていたので、文理融合のデータサイエンス学部は私に合っていると入学しました。ビッグデータ、AIといった「最先端」を学べることは刺激的で、学部生の誰もが自ら学ぶ意識が高いこともモチベーションになっています。自宅の温度・湿度を計測してデータ分析するなどデータサイエンスを身近に感じられる演習も楽しいですね。文系の領域にもデータが活用されていることを学んだことから、人の深層心理を具体的・客観的なデータとして示し、新しい事実を明らかにしてみたいと思っています。北村 春菜さん1年 京都教育大学附属高等学校(京都府)理系 出身理系 出身文理融合型カリキュラムは私にとって理想の学びの場です。サッカーのデータ分析に興味。仮説が結果に現れるおもしろさ。文理融合を掲げる本学部では、若干理系出身者が多いものの、6:4の割合で在籍しており、教員が苦手分野をフォローする体制も整っています。 I DATA I■ 理系出身者 60%■ 文系出身者 40%04

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