令和3年度 滋賀大学大学院 経済学研究科の案内
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13131313113313 博士前期課程の修了要件は,原則2年以上在学して,右表のようにコース毎に定められた授業科目及び単位を修得し,かつ学位論文の審査及び最終試験に合格することです。 基礎科目は,大学院での研究の一般的な基礎となる知識・スキル,現代社会の特質に関わる知識,懐の深い柔軟な思考力の養成,さらに本研究科が力を注ぐ知識分野に関わる諸科目を配置しています。連携大学院科目は,プロフェッショナル・コースの説明(P9)において触れたように,日本最大のシンクタンク野村総合研究所との連携科目で,同研究所から派遣される客員教員により担当されます。展開科目は,各自が選んだテーマに即して研究を深めるための科目で,豊富なスタッフにより多彩に用意されています。各自が属する専攻の展開科目を中心に効果的に選択して履修してください。特定科目は,ワークショップに加えて,古典講読やビジネス日本語実践,プレゼンテーション技法も含みます。演習科目は,みなさんの大学院生活の基軸をなす科目です。豊富なスタッフが分担してきめ細かくみなさんの研究の進展を指導し,研究の集大成である学位論文の作成へと導きます。 学位論文について,プロフェッショナル・コースでは特定課題研究と修士論文のいずれかを選択できます。特定課題研究の場合,自らの職場で直面している問題や自らが描くキャリア・デザインに即して,より実践的にテーマの考察を深めることもできます。それに対し,リサーチ・コースではアカデミックなアプローチに則った修士論文を作成します。 本研究科では夜間にも講義を開いており,ローテーションで講義科目を配置しています。修了要件に必要な単位数のうち8単位以上は通常の時間帯(1時限目から5時限目)に開講される授業科目を履修していただくことになっており,夜間に開講される科目のみを履修して修了いただくことはできませんが,社会人入試により入学される社会人学生の方は夜間開講科目や,大津サテライト(JR大津駅前)で開講される科目等をうまく利用して,仕事と学業の両立を図ってくださればと願っています。

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