滋賀大学 大学案内 2021
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国際  地域SHIGA U InnovationSocietyキャンパスを飛び出し地域社会に触れる滋賀大学では研究成果や知的資源を社会の発展に役立てるべく、企業、自治体、地域の人々との連携を通じ、様々な取り組み・研究を行っています。地域貢献を実感できる授業で、学生の知的好奇心と主体性を引き出し、実践力や課題解決力を養います。地域に触れるプロジェクト科目プロジェクト科目は、学生が行政や企業と共に、地域の抱える様々な課題に取り組む実践型の授業です。現実の社会で起きている問題をテーマにすることで、専門知識を生かした問題発見・問題解決の方法を具体的に学ぶことができます。地域の教育を体験し学ぶ学生たち教育学部の学生は、1年生の時から4年生になるまで、継続的に学校の中で子どもたちと向き合い、各種の教育体験や教育実習を行います。そうして地域の教育を体験しながら、教職への思いを高め、即戦力として活躍するための実践力を養います。~活動例~多賀町・NEXCO中日本・滋賀大学が産学公連携で地域課題の解決に取り組みました。これからの時代、地域の課題解決には、行政だけでなく、大学や企業と協力していくことが大切であると学びました。「教職探求講座」高等学校と連携して開催し、将来教職を目指す生徒の教職に対する理解を深めながらモチベーションを高め、教職に対する視野を広げて、希望の実現を支援します。子育て世代に公園を作ろう!地域の課題を解決せよ教師の側から得る発見多様な生徒に合わせて価値共創の大切さを学んだ経済学部 社会システム学科 4年 松本実樹さん身近な存在である政治経済学部 経済学科 4年 三浦優花さん産学公連携で多賀町の政策課題を解決するプロジェクトプロジェクト科目名「市議会議員と地方自治を考える」社会社会授業を通じて、国ではなく、まずは地域の問題について考え、政治に触れることの重要性を学びました。政治は遠いものでなく、身近なことに関心を持つことが、政治参加への第一歩だと考えるようになりました。中学校の英語ディベートを指導しました。教師側に立って、現場の先生方が生徒のやる気を継続させる様々な工夫をされておられることを感じました。地域連携教育推進室は、学生と地域の行政や企業が一緒に地域のリアルな課題の解決を目指す実践型授業として、プロジェクト科目を開講しています。この科目では、ほかにも地元経済団体と連携しグローバル展開やAI・ロボット活用などをテーマに企業経営者と語るプロジェクト、高校やNPOと連携し子どもを取り巻く社会的環境を学び支援を実践するプロジェクト、外国人学生と日本人学生の心の壁を取り除くプロジェクトなど多様なテーマを取り上げ、地域と大学の価値共創の実現を目指しています。教育実習指導や教育委員会と連携した共同研究を行います。教員研修、学生の学校ボランティア派遣、児童・生徒や教員・保護者向けの出前講座も実施しています。英語ディベート対戦授業を通して地域連携教育推進室附属教育実践総合センター教育学部 初等教育コース 初等英語専攻 3年 杉村徹さん誰もが楽しめる授業へ教育学部 中等教育コース 英語専攻 4年 田村賢紀さん交流実習公立校実習生徒によって、各教科へ抱く感情は様々です。どの生徒も楽しく学習に取り組むことができ、その結果、自然と身についている。そんな授業をつくることを心がけました。17

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