滋賀大学 大学案内 2021
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それぞれの学びに応えるゼミナール地理と歴史を別々に学ぶ皆さんは不思議に思うかもしれません。しかし、まちを歩いて古い時代の足跡を探したり、新旧の地図を読み取ったりすることで、地理学の観点から歴史を考えていくことができます。地理のテーマは身近で、かつ多岐にわたっており、皆さんにも興味を持ってもらいやすいと思います。安藤 哲郎ゼミ[人文地理学・歴史地理学]地理学から歴史を考える。CLOSE UP SEMINAR皆さんは、「国語の授業」と聞いてどのようなことを思い浮かべますか。漢字の読み書きや文章の読解、作文、スピーチや討論等、多岐にわたる「ことばの力」を育むための学習を扱っているのが国語科です。ゼミでは、様々な視点から検討を行い、よりよい「ことばの教育」の実現を目指して研究を進めています。長岡 由記ゼミ[国語教育学]「ことばの力」とは、「ことばの教育」とは。CLOSE UP SEMINAR教育や学校の世界は、「こうあってほしい」といった理想や価値が重んじられます。ただ、子どもや学校の実態を正確に踏まえないと、それらは机上の空論に終わってしまうでしょう。ゼミでは、何よりもデータや資料を用いて実証的に教育現象をとらえることを大事にし、教育領域の多様なテーマに取り組んでいます。太田 拓紀ゼミ[教育社会学・教師教育論]様々な教育現象を実証的にとらえる。卒業論文タイトル愛着形成が不安定の子どもに対する教師の関わり● 著名人の自伝にみる夢実現のプロセス● メディアが子どもに与える教育的メッセージとその変容● 大学における運動部マネージャーの社会化過程● 小学校教員の学級づくりにおける力量の形成と教育観の変容● 子育て支援におけるブックスタートの意義● 卒業論文タイトル高等学校における古典教育の研究̶古文を中心に̶● 漢字の読みの学習に関する検討● 国語科学習における支援法の検討● 国語科におけるインクルーシブ教育● 小学校国語科における物語文教材を活用した授業法の検討● 文学の読みの多様性に関する検討● 卒業論文タイトル近江鉄道の地域的役割とその変遷に関する考察● 中学校社会科における防災教育̶地理的分野を中心として百瀬川の地誌を取り上げる̶● 地理的観点からみる小谷城の考察̶なぜ浅井氏は小谷山に城を築いたのか̶● 京都市中心部におけるカフェの立地と文化への影響● 卒業論文タイトル半正多面体の分類と構成● 正多面体グラフの特性多項式とトポロジカルインデックス● 折り紙作図と二次曲線● 凹多角形を見渡せる内部領域について● 平面図形の条件付き分解合同について● 平面上の点配置に関するラムゼー理論について● CLOSE UP SEMINAR正多面体など綺麗な立体は、ただ眺めているだけでも楽しいものですが、構造を追究することで、より一層その美しさが見えてくるものです。ゼミでは専門書の精読を通して、数学を鑑賞する力を養うことを目標とします。素敵な音楽や映画に出会ったときのような感動を、数学の中に見つけてみませんか?篠原 雅史ゼミ[離散幾何学]構造の美しさを数学のことばで表現する。CLOSE UP SEMINAR「この子らはどんなに重い障害をもっていても、だれととりかえることもできない個性的な自己実現をしている」(糸賀 一雄)。この子は何に心を動かし、何を喜び、何に怒り、何を願っているのか。障害のある子どもたちの発達的理解を軸に、子どもと共に価値や社会を創造していく教育のありかたを追求しています。白石 惠理子ゼミ[障害児心理]「この子」は何を感じ、何を願っているのか。CLOSE UP SEMINAR卒業論文タイトル幼稚園でのあそびにおける障害のある子にとっての環境設定について● 重症心身障害幼児における他児との関わりと集団療育の意義● 自閉症児の給食場面におけるコミュニケーションに関する研究● 特別支援学校における性教育の実態と課題● 日本の交通バリアフリーの現状と課題● 発達障害児の野外活動の意義と実践● 教育学部大津キャンパス24

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