令和4年度 滋賀大学大学院 経済学研究科の案内
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15 経済学部は,教育理念として「国際的な視野をもち,環境に配慮しつつ地域社会にも貢献できる,個性ある専門職業人の養成(グローバル・スペシャリストの養成)」を掲げ,その資質として「意識,知識,見識」の涵養と,それを基礎にした課題探求力の育成に取り組んでいます。この理念を博士後期課程に具体化し,経済経営リスク専攻は,リスクに精通し,リスクを適切に管理し,リスクをふまえて新たな事業を創出できるリスク・リサーチャーの養成を目的とします。 あらゆる実業の世界では,リスクが経済活動の基本的な対象の一つをなし,リスク・マネジメントなくしてその本来の活動と目的が達成できないことは,今日広く認められています。経済学研究科博士後期課程は,社会人を対象に,経済学及び経営学に基づき体系的,総合的なリスク分析能力とリスク管理能力を備えた,国際的に活躍できる「リスク・リサーチャー」の養成を目的に設立されました。経済経営リスク専攻は,社会科学系でリスクを中心とした大学院としては,我が国では最初のものです。平成30年(2018年)から,ニーズの変化に対応して,多様なバックグラウンドを持つ学生を受け入れています。教育理念と目的設立目的

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