滋賀大学 データサイエンス学部
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03プログラミングⅠ多くのデータを収集・分析するためには、コンピュータに自動的に処理をさせる必要があります。そのためには、処理方法を考え、その通りにコンピュータを動かさなければいけません。講義では、きちんとした設計ができ、設計通りの処理をさせるためのプログラムを書く力を養います。初歩からやや実用的なものまで、いろいろなプログラムを実際に作成し、プログラミングの基礎を身につけます。学んだプログラミング言語を使ってゲームを作成したり、データを分析したりします。初めはモデルとなるコードを写して実践していたのですが、今ではゼロからコードを考えて書けるように。めざしている数理業務のプロ、アクチュアリーの仕事につながっていると思うとワクワクします。丸石 伶旺さん4年 庄原格致高等学校(広島県)データサイエンスの最先端を学んでいることを実感。授業のココがおもしろい!04多変量解析とは、ある対象から得られた複数種類のデータを要約したり、予測したりするための方法のことです。手法は分析目的に応じてさまざまで、本講義ではその一部を学びます。多変量解析の各手法がどのような目的で、どのようなデータに対して用いられ、どのような結果をもたらすのかについて理解してもらうことが目標です。この講義を通して、データに潜む特徴を自分の力で探し出す力を身につけます。多変量解析入門「そもそも多変量解析って何?」というところから各手法の運用法、目的、メリット・デメリットについて丁寧に解説してくれます。あえて数式での証明を深くやらずに統計ソフトの実行結果を基に具体的な説明があるため、数学の得手不得手に因らず大まかなイメージをつかむことができます。講義では、多変量解析の目的の1つである分類問題についての説明(左下)や、データの傾向を捉える滑らかな曲線の当てはめを、プログラミングにより行う方法の説明(右下)をしています。伊藤 太一さん3年 豊田西高等学校(愛知県) データ分析手法の入門にピッタリの講義!授業のココがおもしろい!10

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