滋賀大学 GUIDE BOOK 2026
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chapter2ACADEMIC国際交流アソシエイトとは?01国際交流アソシエイトは、留学希望者、国際交流に興味がある学生、外国人留学生を含めた国際交流コミュニティです。文部科学省の留学促進事業「トビタテ!留学JAPAN」が立ち上げた留学プラットフォーム「SIPS(Staff & student Initiative for Promoting Study abroad)」のメンバーを核として、学内の留学機運を盛り上げるさまざまな活動を行います。「グローバルセミナー」をはじめとするイベントへの参画、留学生チューター制度、短期研修受け入れ時のアテンド、国際学会の支援など、ボランティアベースのものから謝金支給まで多彩な活動を行いながら、豊かな国際交流を経験することができます。国際交流アソシエイトでは、留学を希望する学生や留学生と交流してみたい学生等を対象にメンバーを募り、国際交流に関する様々なイベントを企画し、運営しています。まだ留学に興味のない方でも、アソシエイト活動への参加を通して、海外に目を向けるきっかけをつかむ機会にもなるので、ぜひ参加してみてください。前田 倖汰さんリーダーCIEE留学生との交流イベント03国際教育交換協議会(CIEE)京都のアメリカ人留学生と本学の学生との交流企画「彦根城お花見ツアー」を実施しました。この交流イベントは、国際交流アソシエイトメンバーによって企画・運営され、彦根城内の案内や彦根カロムのルール説明から司会進行等、全て英語で行われました。「彦根城お花見ツアー」を実施ディーキン大学ビジネス研修の学生を受け入れ02ディーキン大学ビジネス・スクールの学生20名を受け入れ、2週間のビジネス研修を行います。この研修では、研修生が湖東地域の事業所や企業(彦根城世界遺産登録推進室、永楽屋、岡村本家、四番町スクエア)を訪問し、観光、情報発信、地場産業(彦根仏壇、日本酒)の海外展開等に関わる課題を聞き取り、課題解決のための提案を行うというものです。研修期間中、本学の学生は通訳を担当し、企業訪問や課題整理のための資料作成等に協力しました。また、最終日の報告会でも発表の通訳を務めました。研修生への案内・翻訳・通訳を担当グローバルセミナー04滋賀大学グローバルセミナーは、「国際」にかかわる様々なトピックを取り上げ、学生同士が自由に話し合い、ゲストとの交流を通して学生自身の世界を拡げるきっかけとすることを目的にしています。扱うトピックは異文化、留学、外国語から、気候変動、Covid-19、政情不安、ヘイトクライム、国際情報リテラシーなど地球規模の話題に至るまで幅広いテーマに渡っています。トビタテ!留学JAPAN 新・日本代表プログラム イノベーターコース第15期生として採用された渡辺太陽さんに、タンザニアでのトビタテ留学体験談についてご講演いただきました。トビタテ留学の応募に至るまでの人との出会いや人生の転機となったできごと、そしてトビタテ留学に応募した理由や動機についてふれながら、タンザニアで電気が使えない地域の人々の暮らしに貢献するため、太陽光パネルの設置や設置に向けた協議など、太陽光発電事業に奮闘した経験について詳しく語っていただきました。また、参加者からは「どうしたら渡辺さんのような行動力やチャレンジ精神がもてるのか?」など、渡辺さん持ち前のバイタリティーに感銘を受けたという感想や質問がたくさん寄せられました。後輩へのアドバイスとして、トビタテ留学計画の立案や受け入れ先との交渉、書類選考や面接の具体的な準備方法についても説明があり、参加者全員が熱心に耳を傾けていました。第39回グローバルセミナー 「タンザニアで太陽光発電事業〜トビタテ生体験談〜」滋賀大学経済学部 渡辺 太陽さん(2025年3月卒業)グローバルな学びTOPICS.413

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