自然環境を守る大切さを伝えるために、有志の学生が企画したプロジェクト「プロジェクトNature」が、滋賀県守山市で開かれた「7月1日びわ湖の日 親子で楽しむ環境イベント」で、ゴミの分別を学びながら遊ぶカードゲーム「ダスト!」(学生オリジナル制作)の体験や、新聞が別の物に生まれ変わるリサイクルを実際に体感してもらうカブトムシの新聞工作のワークショップを実施しました。カードゲーム「ダスト!」は、ゴミをUNOのルールをもとに分別するゲームで、小さい子どもでもわかりやすく、楽しみながらゴミの分別を考えて遊ぶことができるので、実際に遊んだ方々から「楽しい」や「もう1回やりたい」など好印象な意見をいただきました。新聞工作も非常に楽しんでもらうことができ、2日間の合計で約90人が参加しました。サステナウィークとは、SDGsや持続可能な社会づくりを考える1週間にわたるイベントで、2024年度は「サラダボウル」をテーマに実施しました。色とりどり、フレッシュな素材が盛りだくさんなサステナウィークを表しています。イベントの運営は学生を中心とした「滋賀大学サステナウィーク実行委員会」が行っており、視覚障害者の歩行をサポートする機器を体験し、どのように広げ、どの分野に転用していけるか、AIや経済の視点から企業の方と一緒に考えるワークショップや、セクシャルマイノリティを語る講演会、ロケットストーブを用いた炊き出し体験など、期間中に13の企画を実施しました。これらは、学生たちの「やってみたい!」を具現化したものです。イベントを通して、キャンパス全体でSDGsや持続可能な社会づくりを深く考え行動する機会として取り組んでいます。SDGsレポート1滋賀県内の特別支援学校などへの音楽教育プログラムの提供や、障害児者を対象としたワークショップの開催など、音楽活動に関わるさまざまな支援を行っています。教育学部附属音楽教育支援センター「おとさぽ」学習データを利活用し、生徒一人ひとりに合わせた個別適応型の学力診断アプリを開発。誰一人取り残さないインクルーシブな教育を実現しています。インクルーシブにSTEAM基礎力を評価する学力診断アプリ授業「情報学への招待」で、学生がSDGsに関連する活動や研究を行っている人に取材し、その内容を学生自らデザインしてまとめた映像や冊子を制作しました。学内SDGs活動をまとめた映像・冊子を制作経済学部生がラオスを訪れ、現地の小学校で石鹸を使った手洗いを教えたり、古着、文房具、石鹸などの贈呈を行うなどの支援活動を行いました。「ラオスプロジェクト」自治会や農家で不要になった食材や規格外野菜、各家庭で余った食品を、大学内にある食品庫に保存。学生に配布することで食品ロスの削減を目指します。People's Pantryみんなの食品庫プロジェクトデータサイエンス学部生指導のもと機械学習の基礎を学び、未知の果物や音声・ポーズなどをAIが分類する実験を行い、AIや機械学習の理解を深めてもらいました。「小中学生向け『はじめてのAI・機械学習体験』」START滋賀大学のSDGs活動はこれからも続く…動画再生はこちらからSDGsレポート2滋賀大学サステナウィーク2024chapter2ACADEMIC滋賀大学×SDGsTOPICS.5滋賀大学SDGsリレー詳しくはWEBサイトへ学生自主団体「プロジェクトNature」の活動15
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